カナダの半導体研究機構の「テックインサイツ(TechInsights)」が、中国の通信機器大手「ファーウェイ」のAscend 910Bプロセッサに、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートルプロセスが使用されていることが分解後に判明したとのレポートを発表し、注目を集めています。
これについてTSMCは23日、TSMCは適用される輸出管理法規制を含め、適要される全ての法律、および規制を遵守することに尽力していると指摘。そして、規制要件を遵守するため、2020年9月中旬以降、ファーウェイに向けての出荷を停止していると発表しました。
また、TSMCは、コンプライアンスを監視し確保するための包括的な輸出管理メカニズムを完備していると強調。また、報告書に記載された事項に関してアメリカ商務省と率先してコミュニケーションを取っており、現時点でTSMCが調査の対象となったという話は聞いていないと述べました。
経済部の郭智輝・部長(大臣)は23日、イベントに出席した際に、業者は関連する規則を尊重しなければならないと強調し、「この業者と十分にコミュニケーションを取っていく」と話しました。
TSMCは、疑わしい状況が発生した場合、調査の実施や、必要に応じて顧客や管理当局などの関連部門と積極的にコミュニケーションを取るなど、関連法の遵守を確保するために迅速な措置を講じると述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)