中国は14日、台湾周辺で「連合利剣-2024B」と題した軍事演習を行うと発表、13時間後この演習を終えました。頼清徳・総統は18日、中華民国国軍空軍作戦指揮部、海軍海鋒機動中隊及び海洋委員会海巡署艦隊分署を順に訪れ、「連合利剣」演習の対応を行った各部隊を称えました。
頼・総統は、海巡署艦隊分署で、ビデオメッセージを通じて、今回の中国の軍事演習で、中国の1万2000トン級の大型海警船に対応した海巡署の600トン級巡視船「成功級フリゲート」に乗船していた士官、兵士を激励しました。頼・総統は、中国は今回の軍事演習で12隻の海警船を動員し、最大のものは1万2000トン級に達したが、「成功級フリゲート」は機動力、そして日頃からの着実な訓練の成果を発揮し、少しも恐れることなく、遜色ない対応力をみせたと称賛、乗船していた全ての士官、兵士に感謝したい、と述べました。
頼・総統はさらに、最短の時間内に慎重に対処し、各任務を滞りなく完了させ、全力で国家の安全を守り抜いた陸海空軍の軍人及び海巡署の職員に向け、国民を代表して謝意を表しました。
頼・総統はまた、空軍作戦指揮部及び海軍海鋒機動中隊で、数人の士官、兵士が、任務を通じて感じた事柄を打ち明けてくれたと述べ、士官、兵士の機敏な反応と士気の高さを高く評価しました。頼・総統はさらに、海巡署艦隊分署においても、中国によるグレーゾーン戦術による侵入に対し、職員の積極的かつ素早い決断があり、命をかけ領海を守ったと指摘、同時に中国の軍事演習終了後の各種の認知作戦にも対処したと称賛し、皆に「ご苦労さま」と声をかけたいと、士官、兵士らの奮闘に謝意を示しました。
頼・総統はその上で、海巡署の職員が、中華民国国軍、国家安全局などの部署と、密接なコミュニケーションをとり、一致団結した上で最大の力を発揮することを期待しました。頼・総統はそして、国家主権を守り抜くことへの決意、国際水域航行の自由を守ることへの決意、海巡署が全国民の後ろ盾となり、社会及び国民の心情を安定させる決意、さらに、漁業権を守る決意について、少しの揺るぎもないことを強調しました。
頼・総統はさらに、政府は国軍及び海巡署の職員達の後ろ盾となると強調、各種の国防改革を推進するほか、今後7年間で1000トン級以上の大型艦船11隻を完成させると説明、皆が各種の脅威に対処する際、より良い装備により、より安全に、かつ、より自信をもって国土及び領海を守ることができるようになることを約束する、と述べました。
(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)