中国が14日、台湾の周辺で「聯合利劍-2024B」と題した合同軍事演習を10時間余り行いました。行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は15日、立法院で報道陣のインタビューに答え、政府は準備を整えてこれからの動きに対応するとしています。
頼清徳・総統が国家安全保障ハイレベル会議を招集したことが批判されたことについて、卓栄泰・院長は、これは国家の体制における責任感のある対応だとし、会議を招集しなかったら、別の批判が出てくるだろうと答えました。
中国が14日早朝、軍事演習を行うと発表した直後に軍事演習を始めたことについて、卓栄泰・院長は、予告なしの軍事演習は地域の平和と安定に大きな迷惑をもたらす。中国は台湾の周辺で軍事演習を行うのみならず、国際線の海上輸送と航空輸送にも大きな影響を及ぼしているため、ほかの国々からも高い関心が寄せられていると指摘しました。
卓栄泰・院長は、頼・総統が国家安全保障ハイレベル会議を招集し、多くの指示を下した。会議終了後、行政院にも必要な事項について指示した。これは国家の正常な体制だ。政府の責任は人々を安心させるだけでなく、国家の経済発展に対する不利な影響をすべて排除しなければならないとし、国民に理解を求めました。
卓・行政院長は、台北株式市場を含めて昨日終日我々は注意を払っている。国家の経済体質が非常に強靭であることを確認した。これから緊張が高まるかどうかなどについて、我々も準備を整えて対応する。これまでと同様、これからもこのような体制で対処すると説明しました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)