中華民国の建国記念日である双十国慶節の祝賀式典にて、頼清徳・総統は、就任後初となる国慶節談話を発表しました。このなかで頼・総統は、中国に対し世界各国と協力して、ロシアとウクライナの戦争や中東の紛争を終結させ、台湾と共に国際的な責任を担い、地域や世界の平和、安全、繁栄に貢献することを希望すると述べました。
この演説の内容について、遠景基金会の執行長である賴怡忠氏は、頼・総統の今回の対中論述は台湾海峡の枠組みを超え、世界的な視点から中国の国際的役割に期待を寄せ、これまで以上に善意を示していると分析しました。
賴怡忠氏はまた、中国からの悪意ある妨害が続いているにもかかわらず、頼・総統は、理性的で道徳的な呼びかけを行い、世界貿易機構(WTO)から利益を得ている中国に初志を忘れず、共に経済秩序を守り、積極的に世界に貢献するよう求めたと指摘しました。