History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

国防部の顧立雄・部長「中国の拡張主義は一貫して存在」

  • 04 October, 2024
  • 駒田英
国防部の顧立雄・部長「中国の拡張主義は一貫して存在」
中華民国国軍の唐華・海軍司令がさきごろ、英誌『エコノミスト』の単独インタビューで「中国はその気になれば、いつでも台湾封鎖ができるよう準備をしている」と警告したことに対し、国防部の顧立雄・部長(左)は4日、立法院の答弁の中で、「中国の拡張主義という本質は一貫して存在し続けている」と指摘した。(写真:CNA)

中華民国国軍の唐華・海軍司令はさきごろ、イギリスの経済誌『エコノミスト(The Economist)』の単独インタビューを受けました。3日に発行された同誌の中で、唐華・海軍司令は、今年5月に頼清徳・総統が中華民国総統に就任して以来、中国人民解放軍は、いわゆる「アナコンダ戦略(Anaconda Strategy)」によって、台湾を窒息させようと圧力をかけてきており、その気になればいつでも台湾封鎖ができるよう準備をしている、と警告しました。

唐華・海軍司令は、「アナコンダ戦略」について、中国人民解放軍は動きがゆっくりであるものの、目的は明確であると説明、中国人民解放軍が台湾海峡付近で、以前に増して戦闘機や軍艦を活動させ挑発し、存在感を強めている目的は、台湾を疲労困憊させることにあり、かつ人民解放軍は一歩一歩攻め込んでくることで、台湾にミスを犯させ、それを理由に、台湾を封鎖しようと企んでいる、と説明しました。

唐華・海軍司令はまた、中華民国国防部(防衛省)は2020年から、人民解放軍の台湾付近での動きを毎日公開しているが、2022年からは戦艦の数のみ更新し、型式やルートは明らかにしていないと指摘、これは台湾の士気や経済に対する影響を憂慮していることが原因だ、と述べました。

これに対し、国防部の顧立雄・部長(大臣)は4日、立法院(国会)の答弁の中で、中国の拡張主義という本質は一貫して存在し続けていると指摘、「我々は、中国は誰か一人の人物の主張あるいは政策によって拡張主義という本質を変えることはない、という点に目を向けなければならない。ただし、ここで特に強調したいのは、全世界が、台湾海峡の平和、安定こそが、全世界の安全保障と繁栄のために不可欠な要素であると認識していることだ」と述べました。顧・部長はそして、中国が取りうる、いかなる戦術あるいは可能性について、国防部では密に注意を払い、かつ適切な対応を行っていく、と強調しました。

また、海軍司令部は4日正午、プレスリリースを発表、海軍は対応する兵力を柔軟に運用していくと共に、各種の情報・監視・偵察の方法を統合し、中国の脅威に効果的な対応を行っていく、と説明しました。

(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)

関連のメッセージ

本分類最新more