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【台風18号】基隆で土砂崩れ、屏東の病院で火災が発生

  • 03 October, 2024
  • 豊田 楓蓮
【台風18号】基隆で土砂崩れ、屏東の病院で火災が発生
中央災害対策センターの指揮官を務める、内政部の劉世芳・部長。(写真:CNA)

中型の台風18号(クラトーン、台湾華語名:山陀兒)は3日の午後0時40分に台湾に上陸しましたが、上陸前から連日雨が降り、すでに被害が出初めています。台湾北部・基隆市では土砂崩れが発生。また、南部・屏東県の安泰病院では火災が発生し、風雨の影響を受ける中、患者が次々と避難しました。中央災害対策センターの指揮官を務める、内政部の劉世芳・部長(大臣)は3日午前、避難誘導のスタッフが基隆市とともに、市民を退去させる必要があるかどうか、また、安泰病院の患者や基隆市の土砂崩れ発生地域に住む市民の避難所の開設などを確認するよう指示しました。

基隆市信義区で発生した土石流により避難していた5人はすでに帰宅しています。基隆市信義区公所は民間企業に委託して、帰宅した一家の住宅に土嚢を積んで土の流入を塞ぎ、さらに防水シートを敷き対策したということです。

劉・内政部長は3日午前の会議で、基隆市で発生した土砂崩れの被災現場は土石流が発生しやすい地区の保全世帯の対象ではなかったが、基隆市は市民を避難させていないと指摘。中央災害対策センターに対し、引き続き基隆市民政局に事前の避難の必要性について確認するよう求めました。

劉・内政部長は、「基隆市からまだ避難者の人数が報告されていない。災害監視グループは基隆市信義区に問題が起きていると述べている。死傷者は出ていないが、基隆市民政局に、一両日中、先に避難させるべきところがあるかどうかを確認してほしい」と述べました。

一方、屏東県東港地区の安泰病院では3日早朝に火災が発生しました。屏東県の周春米・県長によりますと、合計176人の患者が救助されましたが、そのうち6人が病院到着前に心肺停止の状態でした。3日正午までに衛生福利部(日本の厚労省に類似)は、49人を他の病院に移送したことを把握しているということです。

火災では、2階の配電室から火が出て煙が上がったということです。周・屏東県長は東港地区に駆けつけ、救助の状況を把握し、関連部隊に対し救助に全力を尽くすよう要請。警察と消防隊は階ごとに捜索し、他に閉じ込められている人がいないことを確認した後、火災の原因を調査するということです。

(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)

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