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台風18号、陸上警報区域が苗栗以南12の県市に拡大

  • 02 October, 2024
  • 中野理繪
台風18号、陸上警報区域が苗栗以南12の県市に拡大
台風18号(クラトーン)は勢力を弱め北東に前進。陸上警報区域は、台湾北西部・苗栗にまで広がっている。(写真:CNA)

中型の台風18号(クラトーン、台湾華語名:山陀兒)は10月2日、勢力を弱めて台湾南部・高雄の南西の海上を北東へ前進。中心付近の最大風速は毎秒48メートルを維持し、平均風速13.9メートル以上の暴風域の半径は220キロ以内、海上警報の範囲は変わらず、陸上警報区域は、台湾中部・台中より南、東部・花蓮、南東部・台東、および西の離島・澎湖など11の県市に加え、北西部・苗栗にまで広がっています。

台風18号(クラトーン)の暴風域は既に中部・雲林より南、および南東部・台東の陸地にかかっていることから、中央気象署は、台風は弱まり続けていく見込みだとしていますが、台風の渦が非常にしっかりしていることから、台風の中心が北上するにつれて、台湾の西側の沿岸部では引き続き平均風速24.5メートル以上の強い風となる可能性があるとして注意を呼び掛けています。

中央気象署の伍婉華・気象予報士は、秋の台風と夏の台風は違う。夏の台風は主に太平洋高気圧によってもたらされることから、進路は非常に単純だ。しかし、秋の台風は太平洋高気圧の勢力が弱まっていることから、周辺の低気圧や北から南下する冷たい空気など、いくつもの要因が重なり、それが秋の台風の進路に影響する可能性がある。そのようなことから、進路も予測が難しくなり、台風が影響を及ぼす時期や速度、強風や大雨の程度に多くの変動要因が加わることになると説明しました。

なお、予測では3日に台風は上陸し、次第に勢力を弱めていき、南部および南東部の雨も次第に弱まるとみています。

この台風18号の影響で、台湾最南端・屏東県では2日早朝、多くの地域で停電が発生。枋寮郷や、離島の小琉球では既に電気は回復していますが、恒春鎮では引き続き復旧作業が行われています。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

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