中国の政治指導者、習近平氏が中華人民共和国の建国75周年を祝う行事で演説を行い、対台湾政策に触れました。中華民国台湾の外交部は1日、メディアの質問に対し、わが方の四つの堅持を重ねて強調したほか、さらに「三つの要求と一つの希望」を提出しました。
外交部の劉永健・報道官によると、この三つの要求と一つの希望とは、台湾海峡の平和と安定の維持を求めること、国際社会でしかるべき空間を持つこと、国際組織への参加などの正当な権益を要求すること、およびオリンピック大会に出場する台湾の選手への応援を干渉しないよう希望することです。
習近平氏は演説の中で、台湾は中国の神聖な領土だとし、台湾海峡両岸の同胞の心のふれあいを促したいと述べ、「一つの中国原則」と、「92年コンセンサス」を重ねて強調しました。
それに対して中華民国外交部は、中華民国台湾は主権独立国家だ。中華人民共和国と互いに隷属していない。台湾は一度たりとも中華人民共和国の一部分になったことはない。これは国際社会公認の事実であり、現状でもあると重ねて強調しました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)