立法院(国会)はさきごろ新会期がスタートしましたが、直後から与野党による攻防が続いています。最大野党、国民党と、野党第二党の台湾民衆党は、来年度の中央政府予算案について、原住民族委員会に対する樹木伐採禁止に関連した補償予算が編成されていなかったことを理由に、立法院の手続き委員会への差し戻しを決定、議席数で野党が数的優位に立つ中、審議ができない状況となっています。
こうした中、行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は、野党・国民党の韓国瑜・立法院長(国会議長)に和議を申し出ると共に、国家にとって重要な際には、身を挺してほしいと呼びかけました。
卓栄泰・行政院長は27日、与党・民進党の蔡其昌・立法委員(国会議員)による質疑に対し、韓国瑜・立法院長とは立法院の休憩時間に面会し、コーヒーを飲みながら、国家の未来の方向性について、どのような方法をとるべきかについて意見交換を行ったことを明かしました。
卓栄泰・行政院長はそして、各省庁の首長には誠意を示していくと述べると共に、韓国瑜・立法院長及び与野党の立法委員は、国家の行政事務推進、国家発展を第一に考え、皆で一緒に努力していこうと呼びかけ、予算案の審議開始を訴えました。
(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)