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明治維新からのご縁、宜蘭市が九州の市町村と国際交流促進覚書

  • 26 September, 2024
  • 王淑卿
明治維新からのご縁、宜蘭市が九州の市町村と国際交流促進覚書
台湾北東部の宜蘭市が26日、日本の熊本県菊池市で菊池市、鹿児島県さつま町、龍郷町などと市町村を超える国際交流促進協力覚書を交わしました。きっかけは2018年に発表された「西郷菊次郎翁を縁とした交流宣言」。(写真:台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処提供)

台湾北東部の宜蘭市が26日、日本の熊本県菊池市で菊池市、鹿児島県さつま町、龍郷町などと市町村を超える国際交流促進協力覚書を交わしました。きっかけは2018年に発表された「西郷菊次郎翁を縁とした交流宣言」です。

日本近代化の第一歩を踏み出した「明治維新」から150年の節目の年に当たる2018年に、幕末・明治期の偉人、西郷隆盛氏とその子息の西郷菊次郎氏の功績や教えを後世に伝承し、今後の地域発展につなげていこうと、両氏とゆかりの深い、台湾北東部の宜蘭市、日本九州にある熊本県菊池市、鹿児島県のさつま町、龍郷町、京都府京都市は、西郷菊次郎氏の生誕の地である龍郷で「西郷菊次郎翁を縁とした交流宣言」を発表、それ以降、この四か所の交流が年々深まっています。

西郷菊次郎氏は日本統治時代の宜蘭庁の初代長官(庁長)です。在任中、地方建設を非常に重視し、河川整備計画や学校の建設に積極的に取り組み、優れた成績を残し、後世から宜蘭県の近代化の第一歩を踏み出した功労者と仰がれています。

西郷菊次郎氏の台湾を愛する精神を受け継ぎ、台湾と日本の協力関係をさらに深化させるため、宜蘭市は26日、熊本県菊池市で菊池市、鹿児島県さつま町、龍郷町などと市町村を超える国際交流促進協力覚書を交わしました。

台湾の在外公館である台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処(台湾の領事館に相当)の陳銘俊・処長(総領事)が招かれて出席し、あいさつを述べました。陳・処長はあいさつの中で、宜蘭は民主主義の聖地と称えられている。自分の祖父の出身地でもある。西郷隆盛氏は日本の民族的英雄で、維新の三傑の一人でもある。そのため、今回の交流は非常に意義深いもので、自分も誇りに思っていると歓迎を示しました。

陳・処長はまた、台湾と日本の都市交流に関するセレモニーや友好都市協定を締結するセレモニーに多数参加してきたが、県を超えて複数の地方自治体と協力関係を結ぶのはめったになかった。今回の覚書の締結は、台日関係の促進に多大な貢献をした西郷菊次郎氏に感謝しなければならないほか、後世がその精神を受け継ぐ結果だともいえると述べました。

西郷隆盛氏の子息である西郷菊次郎氏は、幕府を倒し、明治維新を実現しました。西郷菊次郎氏は、父親の西郷隆盛氏の「天を敬い、人を愛する」精神を宜蘭庁の施政で実践し、サービス精神と真心を台湾の土地に捧げました。

西郷菊次郎氏のほか、数多くの日本人も台湾の近代化に多大な貢献をしました。その中でも九州の山口県の出身者が特に多いです。日本統治時代の50年のうち、23年は九州、山口地区の出身者が台湾の総督を務めていました。台湾の開発に最も力を入れていた技師、教師の半数以上が九州の出身者。台湾は九州の山口と深いゆかりにあるといっても過言ではありません。

陳・処長は、台湾人は真心で友達に接している。台湾と協力関係にある都市はみな大きく発展している。26日、台湾と協力関係を結んだ都市も明るい未来になると信じていると述べ、今回の地方自治体の協力関係の締結が両国の関係のために新たな一ページを切り開くことができるよう期待を示しました。

半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出により、熊本県の各市町村と台湾各地の交流が一層頻繁になっています。2023年1月、熊本県菊池市は「菊池市と台湾友好議員連盟」を組織し、宜蘭を訪問。同年、北部・新竹県宝山郷が熊本県菊陽町と友好交流協定を締結したなど、熊本地区における台日友好イベントが相次いでいます。九州地区はもはや日本全域の中で、台湾の露出度が最も高いところとなっています。

(編集:王淑卿)

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