中東のレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が使用する「ポケットベル」が17日、レバノン各地で相次いで爆発したのに続き、携帯通信機が爆発する事件も18日に発生し、多くの死傷者を出しています。
爆発したポケットベルは台湾のメーカー「ゴールド・アポロ」の製品だと指摘されていますが、外交部は18日、台湾はその機種を直接レバノンに輸出しておらず、台湾から輸出したポケベルには爆発の問題はないと明らかにしました。
一方、「ゴールド・アポロ」は18日、声明を発表し、爆発した通信機器は別の会社が製造した「AR-924」という機種だと説明、「これまで3年間、ブランドの使用権をハンガリーの首都ブダペストにある『BAC』という会社に与えているのみで、この製品の設計や生産には関与していない」としています。
ロイター通信社がレバノンの公衆衛生省の発表を引用して報じたところによりますと、レバノンの首都ベイルートの郊外とベッカー高原には18日、20人が亡くなり、450人がけがをしたほか、17日にポケベルの爆発で命を失った人数は12人に増え、うち二人は子どもです。3000人近くがけがをしたということです。
(編集:王淑卿/本村大資)