トランプ政権時代、アメリカの国連大使を務めたケリー・クラフト(Kelly Craft)氏は12日、国防部(防衛省)のシンクタンク、国防安全研究院が台北市で主催した「2024台北安全対話」に出席し、基調講演を行いました。
クラフト氏は、台湾の民主主義の成果を評価したほか、国防予算と武器購入問題について度々言及しました。そして、台湾の防衛費のGDPに占める比率は2.5%で、大多数のNATO(北大西洋条約機構) 加盟国を上回っているが、これでは十分ではないとの考えを示しました。
クラフト氏はそして、ロシアによるウクライナ侵攻後、それまで防衛費がGDPの2.4%だったポーランドは、指導者が不十分だと考え、今年はGDPの4%強、来年は5%まで引き上げることになったと説明。こうした投資によってポーランドはヨーロッパ有数の軍事強国となり、その抑止力により、ロシアにポーランドへ侵攻しても失敗すると知らしめたと指摘。これこそが台湾のモデルであり、台湾は太平洋のポーランドにならなければいけない、と求めました。
(編集:駒田英/豊田楓蓮/本村大資)