台湾北部‧台北市内の複合商業施設「京華城」の再開発を巡る汚職疑惑で、前台北市長で、台湾の第2野党、台湾民衆党のトップ、柯文哲氏が収賄などの疑いで逮捕された件で、台北地方法院(台北地裁)は5日午後、差し戻し審が行われ、勾留と接見禁止が決定しました。柯文哲氏は同日午後5時50分、台北看守所(拘置所)に移送されました。
台北地方法院は2日未明、柯氏を保釈金なしで釈放していましたが、台北地方検察署はこの決定を不服として抗告、台湾高等法院(高裁)は4日、抗告を認め、地裁に審理を差し戻していました。
台北地方法院は、勾留ならびに接見禁止を決定した理由について、柯氏が、商業施設の容積率引き上げの違法性を明確に認識しながら、開発業者に200億台湾元(日本円約895億円)あまりの不正な利益供与を行ったとして、犯罪の疑いは非常に高いと指摘したほか、柯氏が重い刑を逃れる為に、共犯者や証人との口裏合わせや、証拠隠滅を図る恐れもある、と指摘しました。
(編集:駒田英/中野理絵)