行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は4日、「SEMICON Taiwan 2024」の開幕式に出席し、中華民国台湾の人々は、世界のサプライチェーンにおける自らの責任を自覚している。政府は全ての投資、製造、および生産環境を改善すると語りました。そして、国家政策を常に調整し、台湾の要素を取り入れたAI(人工知能)時代を生み出していくと述べました。
卓・行政院長は、AI時代は間違いなく人類の生活に大きな変化をもたらす。AIの波に直面して、台湾は既に非常に良いベースがあり、将来はいかにより多くのアプリケーションを作成するかを学ぶとともに、民間や政府機関にAIアプリケーションを導入して世界とつながっていきたいとしました。
卓・行政院長はさらに、蔡英文・前総統の政策基調を引き継ぎ、頼清徳・総統は5大信頼産業を打ち出しており、半導体およびAIは最も重要な2大項目となっている。これにより、来年度の政府予算にも持続可能な発展のための関連予算が計上され、台湾の要素を取り入れたAI時代の確立を望み、規制の緩和や新たな規制など、国家政策も調整を続けていくと語りました。
卓・行政院長は、「私たちは、一つの台湾の要素を取り入れたAI時代を確立していきたいと思っている。しかしそれには世界とつながる必要がある。そのため、私たちの生産投資環境をより良いものに整えるだけでなく、多くの優秀な人材を必要としている。政府は様々なツールを通して、将来の優れたAI人材を育成する。世界中からの若手を歓迎し、世界の有名メーカーが台湾に工場を設立するための支援を行い、共に世界のAI産業のために協力していく」と述べました。
卓・行政院長は、政府も100億海外ドリーム基金を通して、優秀な台湾の学生たちを海外に派遣し、より高度な技術を学び、世界とつながろうとしていると指摘。
最後に、台湾が今後20年あるいはもっと長い時間黄金期を迎えるかどうかに関係なく、世界が台湾を見つめ、台湾を必要とする限り、台湾は責任をもち、政府と人々が一丸となってAIの波を迎えると宣言。世界各国とさらにつながりや協力を深め、人材の育成、産業の発展、新技術の開発を共同を行うことに期待していると述べました。
「SEMICON Taiwan 2024」は9月4日から6日までの日程で、台湾北部・台北市の南港展覧館で行われており、56カ国からのべ8万5000人が訪れるものとみられています。
(編集:中野理絵/許芳瑋)