9月3日は、中華民国台湾では「軍人節(軍人の日)」です。台湾北部・台北市の大直にある、戦争で亡くなった国軍の英霊を祀る施設「忠烈祠」では3日午前10時、秋の慰霊祭「中華民國113年秋祭忠烈殉職人員典禮(中華民国113年秋の殉職烈士慰霊祭)」が行われ、頼清徳・総統は蕭美琴・副総統、卓榮泰・行政院長(首相)、韓国瑜・立法院長(国会議長)、陳菊・監察院長らと共に出席しました。
慰霊祭が始まると、鐘と太鼓が鳴り響き、続いて頼・総統が国民革命で戦死した中華民国国軍の位牌に花を供えました。祭文が恭しく読み上げられた後、頼・総統は出席者を率いて3回敬礼しました。式典は厳粛かつ荘厳に執り行われました。式典の後、頼・総統は遺族代表と握手を交わし、敬意を表しました。
頼・総統は同日午前にフェスブックに投稿し、「今日9月3日は軍人節だ。共に全ての国軍の兄弟姉妹に感謝したい。彼らは国家の安全を守り、国家主権を擁護している。民主主義と自由は譲ることのできない信念であり、平和は唯一の選択肢だ。そして繁栄は長期的な安定と秩序の目標だ。海域の防衛、領空の護衛、あるいは国土の保護、いずれにおいても国軍は最前線で忠実に職務を全うし、困難な任務を次々と完遂している。彼らは国家を守り、国民の生命と財産の安全を守る最も重要な力なのだ」と述べています。
頼・総統はまた、来年度の国防総予算が引き続き増加する。非対称戦力の強化を継続するだけでなく、国軍により良い訓練、装備、そして待遇を提供し、より精鋭で現代化された「鋼鉄の精鋭部隊」になることを目指すとしています。
頼・総統は、台湾の軍民一体となった国家防衛の決意を世界に示すことの重要性を強調しました。また、すべての軍人家族の温かい支援と理解に感謝の意を表し、それによって国軍が後顧の憂いなく全力で国土を守ることができると述べました。
最後に、すべての国軍の兄弟姉妹に再度感謝の意を表し、国民に安心を、社会に安定を、そして国家に安全をもたらしてくれていることに対し、「国家はあなた方を誇りに思います」と締めくくりました。
(編集:許芳瑋/岩口敬子/本村大資)