トンガ王国で行われていた太平洋の島しょ国などでつくる「太平洋諸島フォーラム」(Pacific Islands Forum、PIF) 首脳会議が先ごろ閉幕。8月30日に共同声明が出されましたが、そのうち台湾に関する内容が削除されました。中国からの圧力があったものとみられます。評論家は、これは北京当局がいかにこの地域に対して影響を行使しているかが浮き彫りとなったと指摘しています。
PIF事務局は8月30日に共同声明を発表しており、その中で、「PIFの首脳は、1992年の首脳会議における『台湾/中華民国』の決定を再確認した」との文言があり、それに対し、中国太平洋島しょ国担当の中国の銭波(チエン・ボー)特使が激怒し、記者に対し、台湾との関係は「絶対的な誤り」であり、「訂正すべきだ」と訴えていました。
キリバスは、この事は台湾を支持する加盟国にも大きな影響を及ぼすだろうとしています。
(編集:中野理絵/岩口敬子)