アメリカ、ホワイトハウスのジェイク・サリバン(Jake Sullivan)国家安全保障担当大統領補佐官は中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任兼外交部長の王毅氏と会談した際、台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を強調、また、インド太平洋地域の同盟国を防衛するというアメリカのコミットメントを再確認しました。
中華民国台湾の外交部(日本の外務省に相当)は29日、アメリカの高官が再び中国側との交流の機会を通じて、台湾海峡の平和と安定の維持に関するアメリカの確固たる立場を表明したことを評価し、歓迎するとの声明を発表しました。
外交部はまた、中国側が発表した今回の会談に関するプレスリリースの中には、またしても現実から掛け離れた台湾に対する誤った主張があったとして激しく非難するとともに、中華民国台湾と中華人民共和国は互いに隷属しないと明言した上で、中国が台湾に対して恫喝と抑圧を続けていること、そして軍事拡張への野望を露わにしていることこそが、地域の平和と安定を脅かす最大の原因であると、強調しました。
外交部はそして、「中国はロシアとの交流により、ロシアのウクライナ侵攻に対する重要な支援者となっており、大西洋の安全を脅かしている。それだけでなく、このことは、中国の野望が台湾を超え、地域を超え、全世界にとって大きな脅威となっていることを反映している。中国のこのような暴挙が世界の民主主義陣営に対し大きな懸念をもたらしている」と指摘しました。
外交部は更に、台湾は国際社会の責任ある一員として引き続き自衛能力を強化し、アメリカや他の志を同じくするパートナーと協力し、共にルールに基づく国際秩序を守ることで、台湾海峡とインド太平洋地域の平和と安定、繁栄を確保していくと重ねて表明しました。
(編集:豊田楓蓮/駒田英/本村大資)