台湾ベトナム医療バイオ産業協会、ベトナム医療経済学会及びカナダ駐台北貿易弁事処は23日、共同で、アジア太平洋地域のバイオメディカル産業提携の展望に関するフォーラムを開催しました。衛生福利部(衛福部)の邱泰源・部長(大臣)は挨拶の中で、アジア太平洋エリアにおけるバイオメディカル産業の提携拡大は非常に重要であると指摘、多くの人々がこのテーマに関心を持っていることが嬉しい、世界の衛生面の安全をさらに高める為、皆が手を取り合い、力を尽くしてほしい」と希望しました。
政府が推進する東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアの合計18カ国との関係強化を目指す政策「新南向政策」に呼応するため、医療衛生分野で、東南アジア各国との提携を拡大し、共同で市場を開拓しています。また、衛生福利部では2018年から「一カ国一センター」戦略をスタート、初期はインドネシア、インド、ベトナム、タイ、フィリピン、マレーシアの各国を重点対象に設定し、台湾の6つの病院を、それぞれ、「一カ国一センター」の主担当病院とし、情報の統合、医療・衛生人材の育成、医療・衛生産業の橋渡し、現地の台湾人ビジネスパーソンの健康カウンセリング、医療・衛生産業の法規、市場調査及びフレンドリーな医療環境づくりなどの項目を推し進めてきました。
衛生福利部の邱泰源・部長は、23日、フォーラムに出席し、「もしかしたら以前は誰もやりたがらなかったかもしれないが、現在は皆、競い合いになっている。ベトナムには二軒の病院がある、南部、高雄市の高雄医学大学付属病院と、北部、台北市の台北栄民総医院だ。非常にありがたい。我々はまた、カナダと2023年5月に衛生面に関する協力覚書を交わした。これは、将来に向け新たな基礎となると思う。我々、衛生福利部も今年の6月、カナダ上院の衛生チームとビデオ会議を行った。今後、カナダとより多くの交流をもつことになるだろう」と述べました。
また、経済部(日本の経産省に相当)の連錦漳・次長は、「経済部はかねてから、バイオメディカル産業に強い関心を持ち続けてきた。例えば、最近では、ベトナムの複数の病院と協力覚書を交わし、バイオメディカルにAI技術を組み合わせる交流、提携を行っている。将来、医療技術あるいはバイオメディカルの医療器材において、台湾が世界へ踏み出し、引き続き、全世界の人類の健康の為に貢献できることを期待している」と述べました。
(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)