本日のタイムトリップでは、台湾のお正月に欠かせない料理の一つ、フカヒレやあわびなどの豪華な食材が入ったスープ、佛跳牆について振り返りたいと思います。
佛跳牆というスープは、豪華な食材を使うということ、そしてその使われる食材の数が非常に多く、その中には乾物をも使用することから、具材を戻したり、煮込んだりするの手間暇がかかる料理です。ですので多くは家庭で準備して作るという料理ではなく、レストランで事前に注文して、取りに行く。または2000年頃からは、インターネットで注文したり、コンビニエンスストアやスーパーマーケットを通じて取り寄せたりするのが人気です。昨年の11月ぐらいからは、様々なところで、そのほかのお正月料理とともに、販売商戦が繰り広げられていました。日本のおせち商戦のように、有名ホテルやレストラン、またコンビニエンスストアやスーパーマーケットではさまざまな特色の佛跳牆を企画。スープに入っている具材や特色などをアピールし、消費者の購入意欲をかきたてていました。
佛跳牆は、本来、ツボものようなカメのような容器に入れて最終的に、蒸してつくられるのですが、豪華スープ、高級スープといわれているだけありまして、スープをいれる容器も、レストランやホテルなどでは、伝統的な絵柄がはいった陶器にはいって提供されることが多いのですが、近年は容器もアピールポイントとして、ハローキティなどのキャラクターの入れ物とセットでスープを販売するという企業も少なくないんです。
また佛跳牆は、お正月以外では、結婚式などのお祝いの料理としても登場します。私が初めて食べたのは、結婚式に出席した時でした。貝柱やアワビ、ふかひれ、豚肉、鶏肉、そしてなつめやクコの実などたくさんの具材が入ったスープは香りがよく、また具材もゴロゴロとしていまして、あまりのおいしさに感動したことを覚えています。
台湾に来たら、いたるところにあって気軽に食べられるという料理ではないもののの、日本では比較的知名度が高いスープです。それは、かつて日本のタレントの渡辺満里奈さんが、その著書「満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾―」の中で、このスープを「ぶっ飛びスープ」と、紹介し、話題となったこと、また、テレビアニメにもなった、グルメ漫画、美味しんぼに紹介されたことにあるようです。
本日のタイムトリップでは佛跳牆について、その由来とともに振り返りたいと思います。
Rti 台湾国際放送
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