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スポーツオンライン - 2021-08-07_この一週間のメダル獲得選手、上位進出選手

  • 07 August, 2021

 今週も丸々、東京オリンピックにおける台湾選手の活躍についてお伝えいたしましょう。今週も、時間の都合から、この一週間のメダル獲得選手、上位進出選手の結果を中心にお伝えしたいと思います。

 先週のこのコーナーで、開幕から1週間、中華民国台湾の選手団は、既に過去最高となる6つのメダル、金メダル1つ、銀メダル2つ、銅メダル3つを獲得したとご紹介しました。内訳は、重量挙げ女子59キロの郭婞淳(カク・ケイジュン)選手が金メダル、柔道男子60キロ級の楊勇緯(ヤン・ヨンウェイ)選手と、アーチェリー男子団体が銀メダル、そしてテコンドーの女子57キロ級、羅嘉翎(ルオ・ジャーリン)選手、卓球混合ダブルスのリン・ユンジュ、チェン・イーチン組、重量挙げ女子64キロに出場した陳玟卉(チェン・ウェンフイ)選手が銅メダルをそれぞれ獲得しました。

 この一週間も台湾の選手たちはたくさんのメダルを獲得しました。獲得日の順に、メダリストをご紹介していきましょう。

 まず、7月31日、バドミントン男子ダブルスで、リーヤン・ワンチーリン組が決勝進出、中国大陸のリーチュンフイ・リューユーチェン組と対戦しました。世界ランキング3位のリー・ワン組は7月24日に行われた予選リーグ初戦ではインドペアに接戦の末、フルゲームで敗れましたが、第2戦でイギリスペアをストレートで下すと、決勝トーナメント進出をかけた予選リーグ最終戦、世界1位、インドネシアのスカムルジョ、ギデオン組をフルゲームの末、下します。

 リー・ワン組は準々決勝で、日本の渡辺勇太、遠藤大由(ひろゆき)組をストレートで下すと、準決勝ではインドネシアの世界2位、アーサン、セティアワン組を再びストレートで下し、決勝に進出します。そして迎えた決勝も二人の勢いは止まらず、中国大陸のリーチュンフイ・リューユーチェン組に対し、第1ゲームを21対18で奪うと、第2ゲームは21対12と圧倒、最後のポイントは、中国大陸のペアがインの判定に、チャレンジを行いましたが、ホークアイによるビデオ判定はオンライン、リー・ヤン組は見事、台湾バドミントン界、オリンピック初のメダルにして、最も輝く金メダルを手にしました。

 バドミントンでは8月1日、台湾女子のエースで、世界ランキング1位、タイ・ツーイン選手が決勝で、中国大陸のチェン・ユーフェイ選手と対戦しました。

 タイ選手は7月24日からスタートした予選リーグ3試合、いずれも危なげなくストレートで勝利、第2シードとしてベスト8に進出しました。30日に行われた準々決勝では、プライベートで親しい、タイのラチャノック・インタノン選手と対戦、第1ゲームを14対21で落とし、競り合いとなった第2ゲームも中盤ビハインドの場面がありましたが、そこから粘って21対18で奪うと、ファイナルゲームも21対18で制し、準決勝進出を決めました。準決勝では、リオデジャネイロオリンピックで敗れたインドのPVシンドゥ選手と対戦、一進一退の攻防となった第1ゲームを21対18で奪うと、第2ゲームは21対12と圧倒し、決勝進出を決めました。

 そして迎えた決勝、中国大陸のチェン・ユーフェイ選手との試合は死闘となりました。多彩なショットで前後左右に振り回すタイ選手に対し、チェン選手は堅い守りで対抗、タイ選手にプレッシャーをかけます。第1ゲームはチェン選手が21対18、第2ゲームはタイ選手が21対19で取って、試合はファイナルゲームに突入します。ファイナルゲームはチェン選手が優勢に進める中、タイ選手も必死に食い下がりますが、チェン選手が21対18でこのゲームを奪い勝利、タイ選手は残念ながら悲願の金メダル獲得はなりませんでした。しかし、台湾女子バドミントン界に初のメダルとなる銀メダルをもたらしました。現役生活の集大成として位置づけていたタイ選手、今後についてはまずゆっくり休んでから決めたいということです。今はまず、お疲れ様でした、と声をかけたいですね。

 8月1日、男子ゴルフの最終日では、CTパン選手が圧倒的なプレーをみせました。3日目をおえ通算7アンダー、17位タイだったパン選手は6アンダー、1イーグル、63で一気に8つスコアを伸ばし、15アンダーで3位タイでフィニッシュすると、7人が参加するプレーオフに臨みます。日本の松山英樹選手、アイルランドのローリー・マキロイ選手など世界の強豪選手とのプレーとなったこのプレーオフでパン選手は安定したプレーを展開、最後はメジャー2勝、アメリカのコリン・モリカワ選手との一騎打ちを制して見事、ゴルフ競技初のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

 8月1日は、体操でも男子個人あんばに、李智凱選手が出場、予選トップだった李選手は5番目に登場、得意技であるトーマス旋回を成功させ、着地にも成功させます。得点は15.400、1番目に試技を行ったイギリスのマックス・ウィットロック選手の15.583を上回ることはできませんでしたが、全体2位となり、台湾体操界に記念すべき銀メダルをもたらしました。

 8月1日には、ボクシングでも、女子フライ級のフアン・シャオウェン選手が準々決勝で、クロアチアの選手に5-0で勝利、準決勝に進出、ボクシングは3位決定戦がない為、メダル獲得をきめました。フアン選手は4日に行われた準決勝でトルコの選手に0-5で敗れたものの、台湾のボクシング界において記念すべき初のメダルを獲得しました。

 5日、空手の女子組手55キロ級には、世界ランキング2位のウェン・ズーユン選手が出場、予選グループAに入ったウェン選手は、グループ内の4選手のうち上位2人が準決勝に進出できるレギュレーションの中、初戦ブルガリア選手相手に2-5で敗れてしまいましたが、第2試合、イランの選手を5-1で、第3試合、トルコの選手を5対4で下し、準決勝進出、銅メダル以上を決めます。

 迎えた準決勝、相手は世界1位、ウクライナのアンジェリカ・テリューガ選手と対戦、終盤まで1対4とリードされていたウェン選手は最後の攻撃で一本を取り4対4の同点においつき、残り一秒でも攻撃をみせましたが、これは認められず、判定の結果、惜敗、銅メダルとなりました。

 このほか、陸上男子110メートルハードルでは、チェン・クイル-選手が同種目で37年ぶりに準決勝に出場する健闘をみせました。

 台湾の選手は今大会、金2つ、銀4つ、銅6つ、合計12個のメダルを獲得しました。過去最多が5個ですので大躍進といえます。68人のアスリート一人ひとりの健闘に拍手をおくりたいと思います。来年にはアジア大会が中国大陸浙江省の杭州で行われます。今回の東京オリンピックにおける素晴らしいパフォーマンスを来年のアジア大会でもみせてもらいたいと思います。

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