まずは重量挙げの話題です。タイのプーケットで3日から12日にかけて行われたアジアウェイトリフティング選手権で、台湾選手が活躍をみせました。
オリンピックとは異なり、「スナッチ」、「クリーン&ジャーク」そして「トータル」でそれぞれ順位をつける今大会、まず、女子の75キロ級で姚季伶選手が「スナッチ」で101キロあげ2位、「クリーン&ジャーク」では126キロで2位、そしてトータル227キロでも2位となり、銀メダル3つを獲得しました。
一方、男子では、台湾男子重量挙げ界のエース、台湾の原住民族パイワン族出身の陳士杰選手が105キロ超級に出場。陳選手は、「スナッチ」では193キロで2位、「クリーン&ジャーク」では245キロで1位、トータル438キロで1位となり、2つの金メダル、1つの銀メダルを獲得しました。
実は陳選手は2位となった「スナッチ」も、1位のウズベキスタンの選手と同記録でしたが、体重で上回ったため銀メダルにとどまりました。陳選手が今大会で出した記録はいずれも自身の国内記録を更新するものでした。
最重量級である105キロ超級はヨーロッパや中東の選手が強く、世界記録とはまだ大きな差がありますが、今シーズンに限って言えば、今大会陳選手の出したトータル438キロという記録はベスト記録です。陳選手には、来年のリオデジャネイロオリンピックの出場権獲得、そして本大会における活躍を期待したいと思います。
続いては、アーチェリーの話題です。コロンビアのメデジンで8日から13日まで行われたアーチェリーのワールドカップ第4戦のリカーブ女子団体決勝で、中華民国台湾の代表チームが強豪韓国を下し、金メダルを獲得しました。
1チーム3人、4エンド制、勝利チームには2ポイント、引き分けチームに1ポイント与えられるルールで行われる団体戦。決勝戦で譚雅婷、雷千瑩、熊梅茜の3選手からなる中華民国台湾の代表チームは、第3エンドまで4-2とリードします。最終第4エンド、韓国が3人連続で10点をマークしプレッシャーをかけてきましたが、台湾も2人連続で10点をマークしこのエンドを同点とし、5-3で逃げ切りました。なお、雷千瑩選手が個人3位となり、台湾選手として史上2人めとなる年度最終戦への出場を決めています。
続いては、女子ゴルフの話題です。日本女子プロゴルフ協会 (LPGA)のツアー公式戦、「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は、 日本長崎県のパサージュ琴海アイラン ドゴルフクラブで10日から13日まで行われ、台湾出身のテレサ・ルー選手が、通算7アンダーで優勝、優勝賞金2520万円を獲得しました。
3日目を終え、通算6アンダーで日本の上田桃子選手と並んで首位に立ってい たルー選手は最終日、9番でバーディーをマークし単独トップに立つと、17番では池ポチャをしながら、
見事なリカバリーショットでボギーで乗り切ると、最終18番でバーディー、上田選手ら2人に2打差をつけ逃げ切りました。
ルー選手は今大会の優勝で今シーズン4勝目。昨年の3勝を早くも上回りました。ルー選手は、昨年10月に日本女子オープン、11月にツアーチャンピオンシップリコーカップで優勝しており、これでLPGA公式戦を3勝目とし、四大大会全制覇に王手をかけました。公式戦3勝はツアー史上8人目、27歳での公式戦3勝は史上3番めの若さだということです。もはや日本ツアーを代表する一人に成長したという感じがいたしますね。
続いてはビリヤード、ナインボールの速報です。台湾男子ビリヤード界のエース、柯秉逸選手は台湾時間19日の未明に、中東カタールで行われたナインボールの世界選手権決勝で、アメリカのシェーン ヴァン ボーニング選手を13対11で下し優勝しました。世界選手権における台湾選手の優勝は10年ぶり、柯選手は来週発表される最新の世界ランキングで、台湾選手として4人めの世界ナンバーワンとなることが決定しています。すごいですね。
続いてはテニスの話題です。14日から日本・東京の有明テニスの森公園コートで行われているWTA(女子テニス協会)のツアー大会「ジャパンウイメンズオープンテニス」における台湾選手の活躍をご紹介しましょう。
シングルスでは、台湾女子テニス界のエース、シエ・スーウエイ選手が健闘しました。シエ選手は初戦フルセットで、第8シードのスロバキアの選手をフルセットの末下すと、2回戦では日本の奈良くるみ選手をストレートで下し、昨日18日行われた3回戦ではポーランドの選手に敗れましたが、久しぶりにシングルスで3回戦に進出しました。
また、ダブルスでは、大会第1シードとなったチャン・ユンジャン、チャン・ハオチンのチャン姉妹ペアが強さをみせています。チェン姉妹ペアは準決勝までいずれもストレートで勝利し、順当に決勝進出。今日19日、日本の土居美咲選手、奈良くるみ選手のペアと優勝をかけて対戦します。
続いては野球の話題です。まずはアメリカ大リーグの話題、ボルチモア・オリオールズでプレーする台湾出身のチェン・ウェイン投手はアメリカ時間13日、本拠地ボルチモアで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発しました。今シーズンなかなか味方打線の援護に恵まれないチェン投手ですが、この日は味方が2回までに4得点のプレゼント。チェン投手は2回こそ長短打3本で2点を失いましたが、味方の堅い守備もあり、3回以降は危なげない内容で、7回を投げきり被安打6、四死球なし、2失点という好投。チームは8対2でロイヤルズを下し、今シーズン9勝目をあげました。シーズンは残り16試合、2回か3回の登板機会があると思いますが、チェン投手には二桁勝利の達成とともに、チームのプレーオフ進出も期待したいと思います。
また、日本プロ野球では、千葉ロッテマリーンズに所属するチェングアンユウ投手が18日、福岡ソフトバンクホークス戦で、1対3のビハインドの場面で4回から中継ぎ登板。チェン投手はピンチはつくったものの2イニングを被安打2無失点に抑えると、降板直後の6回、味方が逆転し、そのまま4-3で勝利、嬉しい4勝目をあげました。クライマックスシリーズ進出を目指すマリーンズ、チェン投手には先発で中継ぎでフル回転し、チームに貢献してほしいと思います。
おしまいに台湾プロ野球の話題です。18日までの各チームの成績をお伝えしましょう。後期各チームは42試合から44試合消化し、中信兄弟が25勝16敗1引き分けで首位、2位が5.5ゲーム差でラミゴモンキーズ、3位が首位から6ゲーム差で統一セブン-イレブンライオンズ、最下位4位が首位から6.5ゲーム差で義大ライノズとなっています。
18日、北部桃園市の桃園国際球場で行われたモンキーズ・ライノズ戦で、ライノズの高国輝選手が8回、台湾選手のシーズン新記録となる32号ホームランを打ちました。台湾プロ野球記録は2007年にライオンズの外国人選手、ティルソンブリトー選手の33本です。ライノズは残り18試合ありますので、記録更新は間違いなさそうです。また、これまで台湾選手のホームランシーズン記録をもっていたモンキーズの林智勝選手も28本で追っており、レベルの高いホームラン王争いも見逃せません。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 