今週最初にお送りするのは、テニスの話題です。まずは男子、台湾男子の世界ランキングトップ、世界131位のジェイソン・ジュアン選手が、アメリカ・ニューヨークで開催されているATP(男子プロテニス協会)のツアー大会、「ニューヨーク・オープン」で、ツアー大会過去最高の成績を収めました。
先週のこのコーナーでもお伝えしましたように、予選から勝ち上がったジュアン選手は本戦の1回戦で、かつて世界四大大会で2度準優勝し、世界ランキング5位にまで上り詰めた南アフリカのケビン・アンダーソン選手、2回戦でも、イギリスの第7シード、世界59位、キャメロン・ノリー選手、3回戦で昨年のこの大会優勝、アメリカの第3シード、世界40位のライリー・オペルカ選手にフルセットの末、逆転勝利、30歳にしてキャリア初のツアー大会ベスト4進出を決めました。
そして台湾時間の16日、イタリアの35歳、世界98位、アンドレアス・セッピ選手と対戦、連日格上選手を下してきたジュアン選手に期待が集まりましたが、かつて世界トップ50入りを果たしたベテランの前に、なかなかペースをつかめません。第1セット、先にブレイクを許し3-6で落とすと、第2セットも2度ブレイクを許し、2-6で奪われ、ストレートで敗戦、決勝進出はなりませんでした。
しかし、ジュアン選手にとってATPツアー大会のベスト4は自己最高の成績、今週のランキングは、先週から12位あげ、119位としました。自己ベストの114位に迫ってきました。一流選手の目安と言われる世界トップ100入りを果たして欲しいですね。
続いては女子のエース、シエ・スーウェイ選手です。シエ選手が得意のダブルスで快進撃をみせています。
台湾女子テニス界のエース、シエ・スーウェイ選手は、今週、アラブ首長国連邦のドバイで行われているWTA(女子テニス協会)のツアー大会「ドバイデューティーフリーテニスチャンピオンシップ」に出場しています。
シングルスは予選3回戦で勝ち進むも敗退、その後、棄権選手が出たことで、ラッキルーザーで本戦入りしたシエ選手は、1回戦でクロアチアの世界15位、第8シード、ペトラ・マルティッチと対決、粘りを見せたものの4-6、3-6で敗退してしまいました。
しかし、チェコのバルボラ・ストリコバ選手と組み、第1シードで出場しているダブルスで強さをみせています。
シエ選手のペアは、初戦となった2回戦、そして準々決勝といずれもストレートで勝利すると、21日に行われた準決勝でも第4シード、中国大陸のチャン・シュアイ選手と、カナダのガブリエラ・ダブロウスキー選手のペアと対戦、ブレイク合戦となった試合は第1セットを7-5で奪うと、第2セットは5-3リードからサービスをキープ、6-3で取り、ストレート勝利、決勝進出を決めました。
シエ選手のペアは、今日22日、二年連続優勝をかけ、第5シード、中国大陸のジェン・サイサイ選手と、チェコのバルボラ・クレチコバ選手のペアと対戦します。世界ナンバーワンペアの強さを見せてほしいですね。
(ジングル)
続いては、卓球の話題です。日本の卓球リーグ「Tリーグ」の琉球アスティーダでプレーする台湾男子のレジェンド、ジュアン・ジーユアン選手が16日、埼玉県久喜市の毎日興業アリーナ久喜で行われたレギュラーシーズン最終戦で、チームをファイナル進出に導きました。
Tリーグは、レギュラーシーズンの上位2チームが3月14日に行われるプレーオフファイナルに進出できるレギュレーションで行われています。
この日まで両チーム10勝10敗で迎えた琉球アスティーダと、T.T彩たま(ティーティーさいたま)の試合は、第1マッチのダブルスを彩たまが取り1-0でリード、続く第2マッチのシングルス、琉球のジュアン選手と、彩たまの松平健太選手の試合は、ゲームカウント2オールからのファイナルゲームもデュースにもつれる激闘の末、松平選手が勝利、彩たまが2マッチ連取でリーチをかけます。
しかし、琉球はあきらめません。第3マッチを有延 大夢(ありのぶたいむ)選手がファイナルゲームの末勝利、第4マッチのシングルスでも吉村 真晴(よしむらまはる)選手が神巧也(じんたくや)選手とのキャプテン対決を制し、2勝2敗のタイに持ち込みます。
そして、勝負の行方は、第5マッチのビクトリーマッチ、ジュアン選手と、松平選手の試合に持ち越されました。1ゲーム11ポイント先取で行われるビクトリーマッチ、第2マッチで接戦を繰り広げた二人のぶつかり合いは、ベテランのジュアン選手が意地をみせ、中盤から5ポイント連取、11対7で見事勝利し、チームをファイナル進出に導きました。
第2マッチでは接戦で敗れていたジュアン選手は、勝利の瞬間、感情を爆発させ、涙をみせました。昨シーズン4位からのファイナル進出、3月14日のファイナルでも、ジュアン選手の活躍を期待したいと思います。
(ジングル)
おしまいに、男子バスケットボールの話題、来年2021年に開催されるFIBA国際バスケットボール連盟アジアカップ予選の速報です。中華民国台湾の代表チームが順調な立ち上がりを見せました。
24チームが4チームずる6つのグループに分かれ、各グループの上位2チームが来年のアジアカップの出場権を獲得、各グループの3位チームが予選第2ラウンドへ進出するレギュレーションで行われるこのアジアカップ予選、今回中華民国台湾は、中国大陸、日本、マレーシアと同じグループBに入りました。
台湾は初戦、地元台湾、台北市内の和平体育館で21日、マレーシアと対戦しました。新型コロナウイルスが流行していることから無観客試合となったこの試合、地元ファンのサポートを受けられない中でも、台湾の選手たちは奮闘しました。
マレーシアは大会直前まで来台に難航を示していましたが、直前に罰金を恐れ、出場を決定、こうした急増チームだったこともあり、190センチを越える選手は3人しかおらず、試合は一方的となりました。台湾は前半、64対32とダブルスコアで圧倒すると、後半はさらに圧倒、結果的に10選手が二桁得点、台湾は、152-48と100点差以上をつけ圧勝しました。
台湾は2戦目、来週の24日、同じく台北市内で日本と対戦します。ちなみに、この試合も無観客試合で行われます。国内組主体という日本ですが、現在、盛り上がりを見せている日本相手にどこまで戦えることができるのか、注目です。
(編集:王淑卿)
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
