History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

台湾ミニ百科 - 2025-02-19-台湾の2026年の休日について

  • 19 February, 2025

少し先の話になりますが、来年の今日、「2月19日」は台湾では何の日でしょうか?

実は、来年の今の時期は、今年はすでに終わった旧正月の連休中に当たります。特に、来年2月19日は「初三」、つまり旧正月3日目なんです。

今年の「初三」は1月31日でしたので、一年違うだけで暦上でおよそ3週間近くも差があるのは、日本で旧暦を経験していない私達からしたらとても不思議に思えますね。台湾では旧正月の連休以外にも、端午節や中秋節なども、何日になるか、毎年多少の変動があります。このような旧暦によって決まる日は、今でも伝統を重んじる台湾において特に大切にされており、各地で様々な行事が行われます。例えば、旧暦5月5日に当たる端午節では、この時期の風物詩である、龍の頭がついたカラフルなドラゴンボートで速さを競う「ドラゴンボートレース」が行われたり、魔よけを意味するヨモギを家に飾ったり。また、旧暦の8月15日に当たる中秋節、日本では「お月見」をする日としても知られていますが、台湾では、月と形が似ているこの時期に旬を迎える文旦、ザボンを食べたり、ちまきや月餅(げっぺい)を贈り合ったり。ここ数十年では、バーベキューパーティーを家族や友人たちと行うという比較的新しい風習も定着しています。

実は、日本にもこのような毎年日付が変わる祝日があります。それは「春分の日」と「秋分の日」です。地球の動きによって日付が変わる珍しい祝日なので、日本で天文学の中核を担う機関、国立天文台が地球の動きを予測し計算して決定しています。

それ以外の祝日に関しては、前年の2月初旬に内閣府から発表されます。来年2026年度の日本の国民の祝日は今月3日にすでに発表されているので、気になる方はチェックしてみてもいいかもしれません。

******

では一方で、台湾の休日・祝祭日のカレンダーはどの行政機関が決定しいつ発表しているのか?

先ほども話した通り、日本では来年度の暦を国会で決定し、内閣府が2月初旬に発表しますが、台湾では、日本の内閣に当たる行政院に所属する「人事行政総処」という、政府の人事に関する業務を管理する機関が前年の6月30日より前に「政府行政機関業務カレンダー」を発表します。

公営企業や多くの一般企業はこれにならい、職員の休日とします。ただ、例外的に軍人の休日は国防部(日本の防衛省に相当)が独自の規定に基づいて決定します。

今年はまだ正式に決定した来年度のカレンダーは公表されていません。ただ、旧暦を元に決められる祝日に関してはあらかじめ予測出来るため、すでにインターネット上の多くのニュースサイトで予想されています。

それらの内容によると、来年の旧正月の連休期間について、2月16日月曜日が、台湾をはじめとした中華圏で「除夕」と呼ばれる旧暦の大晦日に当たり、次の日2月17日火曜日が、「初一」と呼ばれる旧暦の元日、だと予想されています。2月14、15日は週末に当たるため、14日から旧正月3日目の19日、木曜日までが旧正月連休となり、もし政府が旧正月4日目の20日金曜日も休日祝日にするとした場合、その後の21日、土曜日、22日日曜日までが一連の連休となり、14日土曜日から始まり22日日曜日まで、合計9連休ということになります。また、2月28日は毎年『和平記念日』という、戦後の台湾で国民党政権が武力で市民などを弾圧した「2・28事件」が由来の記念日に当たり、来年は土曜日のため、その前日27日金曜日は振替休日となると予想されています。もしこの通りだと、旧正月明けの23日月曜日から26日木曜日までの4日間を自身で休みを取り連休とすれば、2月14日から始まる旧正月連休を合わせ3月1日日曜日までで、合計16日間の連休となります。このことを発見した人はネット上で喜びの声をあげています。ただ、正式な休日のカレンダーは、あと数ヶ月待たなければ発表されないため、まだ確定ではありません。そのため、来年の連休についてネット上ではすでに討論が始まっており、何日間の連休があるのかや、連休が何回あるのかなどについて期待する声が集まっているのです。

ちなみに、土日を除いた休日の数は毎年異なるため、一概ではありませんが、近年は合計11日間とされています。

日本はというと、年間16日間の「国民の祝日」があると定められているため、11日間である台湾は日本と比べて少ないことがわかります。ここで、日本よりもさらに祝日の多い国について気になり調べたところ、今年最も多い国は、インドと中国の間に位置する南アジアのネパールで35日間もあると判明しました。つまり国民の祝日は月平均3日あることになります。次に多い国は、日本から見てネパールより少し東側にあるミャンマーで32日間。また、ネパールより南の国、バングラデシュは22日間、インドは21日間あります。このように、インド周辺の国で特に多い理由として、国内にはさまざまな民族が存在することでヒンドゥー教をはじめとした何かしらの宗教を信仰している国民が多く、大規模な宗教に関わるお祭りを行うなどの関係で長期休みが取れることが理想とされているため、という説があります。

こう聞くと、「信仰心の強い人も多い台湾でももう少し休日が増えていいのでは?」と私個人は思ってしまいました。

しかしよくよく考えてみると、休日が多いことは、経済が低迷することにもつながるため、必ずしもメリットばかりとは言えません。また、台風の多い台湾では、台風が接近して通勤通学の際に危険が伴うと判断された場合に政府により発表される、「颱風假(台風休み)」があります。3つの台風が上陸した昨年は、地域によって連続で4日間の台風休みとなったケースもあり大きな話題となりました。これらを考慮すると、現行の休日数より大幅に増える必要は特段ないと言えるのかもしれません。

ちなみに今年は、最も長い9日間の連休となった旧正月期間以外に、土日を含む3日以上の連休はあと5回あります。

ただ、私達台湾国際放送は休日に関わらず、毎日有益な台湾の情報をお伝えしていきますので、変わらず楽しみにしていてくださいね!

Program Host

関連のメッセージ