中華民国台湾では、来る11月29日に、統一地方選挙を控えています。台北市や高雄市など、行政院直轄市の市長選挙を含め、あわせて22の地方政府の首長や地方議会の議員などが選出されるものです。台湾では、不在者投票という制度がありません。ですから、どんな人も、自分の本籍地に戻って投票するというのが大前提です。たとえば、台湾南部の高雄市出身の人が、北部の台北で働いているとします。実際に今住んでいるところは台北ですが、本籍は高雄市のまま、移していないとすると、この人は、高雄市に戻って投票することになります。中国大陸に進出している企業関係者も同じように台湾に戻らなければ投票できません。このため、選挙前になりますと、航空会社が、台湾の商工団体などと提携して、台湾行きの格安チケットを提供することも珍しくありません。このような背景があるので、台湾では、選挙前になりますと、ちょっとした帰省ラッシュが起こるものなんですが、今年の統一地方選挙では、これまで投票意欲が薄いと言われてきた20歳から35歳の若年層のための「投票用帰省バス」が登場して、大きな話題になっています。
ようこそT-roomへ(2014/11/19)選挙に新風?「青年向け投票用帰省バス」
- 19 November, 2014
Rti 台湾国際放送 
