最近、様々な業界で「人手不足」という話題が出てきます。最も大きな要因は少子高齢化と言われます。日本ほど、少子高齢化は進行していない台湾ですが、社会状況は非常に似ています。様々な業界で「人手不足」が叫ばれていますが、このうち、人々の暮らしを支えてきた交通インフラにもはっきりと影響が出ています。それは、どの業界かといいますと、バス会社、特に台湾華語で「客運」と書く、中長距離バスの業界における運転手さん不足なんです。
台湾のバスは乗合バスを含め、路線に数字が割り当てられていますが、この「客運」は原則的に4桁の数字が割り当てられています。「客運」は大きく分け2つ、中距離バスと長距離バスに分けられ、一般道のほか高速道路を通る中距離バスを指す「一般公路客運」、主に高速道路を走るいわゆる高速バスを指す「国道客運」があります。こうした台湾の中長距離バスを取り巻く環境の変化、きっかけの一つが新型コロナウイルスのパンデミックでした。
交通部公路局の統計によりますと、パンデミック前の2019年、台湾全域の中長距離のバス路線は637路線でした。そして、利用者数は延べ1億2841万4314人、年間売上高は台湾元118億4687万4002元、現在のレートで日本円にしておよそ524億4320万円でした。昨年2024年、台湾全域の中長距離のバス路線は539路線へと98路線減り、利用者数は延べ1億2841万4314人か8075万3028人と、37.1%のマイナス、年間売上高も台湾元118億4687万4002元から72億1207万4493元、現在のレートで日本円にしておよそ319億2380万円と、こちらも39.1%のマイナス、ほぼ4割減っているんです。
Rti 台湾国際放送
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