リスナーの皆様が勤めていらっしゃる職場の定年の年齢はおいくつですか。たまに、受信報告書を拝見しますと、すでに定年されているリスナーの方もいらっしゃるようですが、何歳で定年されたでしょうか。
中華民国労働部の統計によりますと、2015年から2020年、台湾の男性の平均のリタイア年齢は64.3歳、女性は61.4歳でした。男性の平均、同じ東アジアの日本が68.2歳、韓国が65.7歳ですので、日本とはおよそ3.9歳、韓国とも1.4歳の差があります。 女性はさらに差が大きく、日本は66.7歳、韓国は64.9歳ですので、日本とは5.3歳、韓国とは3.5歳の差となりました。
労働部が昨年行った調査によりますと、台湾の中高年、そして高齢者人口をあわせると1122万9000人に達しているということですが、このうち仕事をもっていない人は612万4000人と全体の半分を超えました。そして、これらのうちほぼ全員、全体の98.3%の人は、仕事がみつからないのではなく、働こうとは思っていない、ということです。
台湾の現状の労働基準法では、定年の年齢は65歳、65歳未満の労働者を強制的に定年退職させてはならないと決めています。2008年まで、台湾は60歳でした。その為、60歳から64歳の就業年齢は年々増えています。行政院主計総処の統計によりますと、2022年、60歳から64歳の就業者数は65万1000人で、労働者全体の5.70%を占めています。この世代の労働者数は2008年時点の25万3000人から1.6倍となりました。しかし、台湾も日本同様、少子高齢化で労働人口が不足しているなか、立法院ではこの7月、労使交渉によって、この65歳という定年退職の年齢を延長可能とする改正案を可決しました。そして、会計検査院に相当する審計部は、主要な先進国は労働力不足を解消する為に、延長さらには定年という規定をなくしているとして、労使交渉なしに、65歳を超えても仕事を続けられることができるようにすべきだと労働部に提案しました。
ただ、現行の調査によりますと、台湾ではおよそ240万人の人は、65歳になる前にリタイアしています。この理由として多いのは「家事など、家庭内でやらなければいけないことが多い」と「経済状況に問題がないので、働く必要がない」という二つの理由です。また、現役世代を対象にした調査によりますと、全体33%の人は65歳よりも前にリタイアしたいと考えており、その平均年齢は62.5歳でした。定年の年齢よりも早くリタイヤしたい理由でもっと多かったのは「長期間働き続けて、疲労を感じている」が42.1%で最も多く、次は「他の人生プランがあるから」で32.4%でした。
本日の「ようこそT-ROOMへ」では、定年にまつわる話題をご紹介しましょう。
Rti 台湾国際放送
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