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ようこそT-roomへ - 2020-07-01チャンネル登録者数トップ3の台湾のYouTuberは?

  • 01 July, 2020
ようこそT-roomへ
台湾の著名な女性タレント、「台湾第一美女」として親しまれている蕭薔(写真)は、最近ユーチューバーになって「蕭薔FUN衣櫃」というYouTubeチャンネルを開設した。プロモーション記者会見で高校時代の写真が披露された。(写真:CNA)

 リスナーの皆様は、動画共有サービス「ユーチューブ」をご覧になりますか。登録されているユーチューバーはいらっしゃるでしょうか。今、ユーチューブでは様々なジャンルのユーチューバーの動画を楽しむことができますよね。日本でもユーチューバーの影響は大きく、近年は、知名度のある芸能人やスポーツ選手なども、次々に参入しています。

 チャンネル登録者数や、動画の再生数が全ての人に目に見える形で現れ、かつその登録者数、再生数が広告収入につながるビジネスモデル。人気ユーチューバーとなり、配信者だけで食べていけるのは全体での非常にわずかな人ということですが、最近は、子どもたちの将来なりたい仕事の上位にも入ってきているようです。

 実は、台湾の状況も非常に似通っており、若い世代を中心に人気、影響力をもつんです。

 まずは主なユーチューバーです。登録者数トップ3をご紹介しましょう。台湾における登録者数1位のチャンネルは、英語名「This Group Of People」、通称「TGOP」という男性4人、女性3人、7人のメンバーからなるグループです。

 高校や大学で演劇を学んだメンバーで結成されたTGOPは、2011年からユーチューバーとしての活動を開始しました。身近なテーマを題材にしたコントをアップロードしています。昨年8月、台湾のユーチューバーとして初めてチャンネル登録者数300万人を突破、現在、登録者数は326万人に達しています。

 2位は、幼少時代をシンガポールで過ごした帰国子女の兄・アディーと妹のディーメイのコンビによる英語学習チャンネル「Ray Du English」です。Ray Duはお兄さんのイングリッシュネームです。2015年1月にチャンネル開設すると2年半あまりで登録者100万人を突破、現在は260万人に達しています。

 兄妹の軽妙な掛け合いを楽しみながら、リラックスして、使える英語が学べるようになっています。本格的な学習チャンネルではありませんが、語学学習のユーチューバーが、全体の2位というのは、台湾の、特に若者の語学への重視、海外の文化への関心の高さが伺えます。妹のディーメイも、自身のチャンネルを開設しており、登録者数は138万に達しています。ディーメイは5月に、独自ブランドのドリンクスタンドを台北駅の近くに、オープン当初は5時間待ちという人気となりました。ユーチューバーのドリンクスタンドということで、長くはもたないのではないか、と冷静な見方をするネットユーザーもいるようですが、飲料メーカーと提携しているといい、企業もユーチューバーの影響力、ブランド力の高さを評価していることが伺えます。

 3位は、男性のお笑いユーチューバー、蔡阿嘎(ツァイ・アガー)です。ユーチューバー出身ながら既に知名度、人気は大物芸能人クラスといえます。台湾への愛を全面に打ち出し、時事問題なども取り入れたコミカルな映像は、まずブログで人気に火が付き、その後、フェイスブック、ユーチューブでもファンを獲得していきました。 昨年3月、登録者数は200万を達成、台湾で3つ目の200万ユーザーのユーチューバーとなったほか、6月には、撮影のメイキングや奥さんやお子さんとのプライベートを紹介するサブチャンネル、「蔡阿嘎life」も登録者数100万を突破、台湾ではじめて、2つの100万ユーザー超えチャンネルをもつユーチューバーとなりました。

 冒頭で、日本では知名度のある芸能人も、次々にユーチューバーとしてデビューしているとご紹介しましたが、台湾でもこうした状況があります。特に、新型コロナウイルスの流行は、芸能人にも影響を与えており、レイニー・ヤン、シンディー・ワン、ジョアンヌ・ツァンなど、日本でもおなじみの芸能人もユーチューバーデビューしているんです。

 このうち、今年1月に男性アイドルグループ、フェイルンハイのメンバー、ケルビンと結婚したジョアンヌ・ツァンは、まるでTVのバラエティ番組のようなハイクオリティのチャンネルを開設、話すことが好きというジョアンヌの飾らないトークの面白さ、ゲストの豪華さなどが人気となり、開設から2ヶ月あまりで、登録者23万人を越えています。本人はユーチューバーになったつもりはないと説明、あくまで、一人の芸能人として、自分の作りたい映像を製作するための練習の場だと説明していますが、ファンにとっては、より身近に感じられるだけでなく、ジョアンヌ自身にとっても、結構な収入になっているようです。まさに「芸能人」、多芸ならではの活躍ですね。

 ユーチューバーには誰でもなれますが、人気ユーチューバーとなるのは大変です。そして、人気ユーチューバーとなっても、再生数を稼ぎ、その人気を維持させていくことはさらに大変です。その為、注目を集めようと、体当たり企画を行うユーチューバーも少なくありません。中には悪ふざけが過ぎて批判を受けたり、逆に広告収入を重視しすぎ、スポンサー企業とのタイアップ色が強すぎて、ユーザーに嫌われるケースもあります。

 さきごろ、登録者数36万人の男性2人組ユーチューバー「ビッグ・トラブル」の一人、「要投」が、なんと本名を、台湾最長となる19文字に改名しました。改名後の名前は「晉瑋臺灣台東之子大麻煩要投油土伯歐薩斯」。身分証には印字ができず、手書きで名前を記すこととなりました。この動画は、再生数26万回を越えたようですが、正直、ここまでやるのか、という気もいたします。

 もう少し可愛らしい体当たり企画で注目されたのは、登録者数106万の女性ユーチューバー「Alisasa」です。台湾最南端、屏東のビーチリゾート、ケンディンのホテルを予約していたものの、足をけがしてしまった「Alisasa」は、台北からケンディンまでタクシーで行き、それを動画にすることを思いつきました。

 午後1時に出発したAlisasaと友人は、台南では高速を降り、当地のグルメのタウナギのとろみ焼きそばを食べ、午後9時すぎにケンディンに到着、料金は12220元(日本円にしておよそ4万4340円)だったそうです。思わぬ収入に運転手さんも大喜び、ユーチューバーならではの企画ともいえ、大きな反響がありました。

 台湾の人気ユーチューバーは、大多数が台湾の人ですが、中には日本人、韓国人、ベトナム人、アメリカ人など外国人ユーチューバーもおり、標準中国語で異文化の面白さや自国文化の紹介などをしています。このほか、日本人向けに日本語で発信している台湾のユーチューバーや、台湾在住日本人ユーチューバーもいます。

 新型コロナウイルスの影響で、台湾を訪れることができない今、こうしたユーチューバーの映像を通じて、台湾の「今」を感じてみるのもおすすめですよ。

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