世界規模で、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。ご存知の通り、台湾でも日本でも感染の症例が相次いで確認されています。潜伏期間や本人に自覚症状がない感染者からもウイルスが広がる危険性も指摘されており、不安に拍車をかけています。
台湾では今を遡ること17年前、SARS(重症急性子呼吸器症候群)が流行、中共の圧力により世界保健機関(WHO)に参加できず、情報の入手が遅れたこともあり、
346人が感染、73人が死亡しました。台湾ではこのSARSの恐怖、パニックが、人々に強い記憶として残っているんです。
WHOへの参加が許されない状況は今もかわりませんが、中華民国政府は、蔡英文・総統のリーダーシップのもと、当時の経験を踏まえて、感染拡大防止の為に先手先手で、懸命な対策を行っています。また、衛生福利部を含め関連省庁や政府関係者、地方自治体の首長なども、SNSを活用し、手洗いの励行、マスクの着用など衛生対策の実施、注意喚起などを啓蒙しているほか、疑わしい症状がある場合の報告を呼びかけています。
ただ、今も申し上げた通り、台湾の多くの人々にとって17年前のSARSの時のパニックの記憶は鮮明であるからでしょうか、落ち着きを失っている人もいます。そうした状況が、最も顕著に形として出ているのが、マスクをめぐる混乱です。
(編集:駒田 英)
Rti 台湾国際放送
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