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ミュージックステーション(2019-06-24)金曲奨:年度楽曲賞ノミネート作

  • 24 June, 2019
ミュージックステーション
広く好評されている、ジョリン・ツァイの新曲「玫瑰少年」。(写真:YOUTUBEスクリーンショット)

台湾のレコード大賞、ゴールデンメロディアワードは、いよいよ今週の土曜日、29日に行われます。今日は、ゴールデンメロディアワードで最も注目されている賞の一つ、「年度楽曲賞」のノミネート作品をお楽しみいただきましょう。

1.閃霊楽団(ソニック)/「烏牛欄大護法-望天版」(Millennia's Faith Undone/終わらない千年の定め)
1947年に起きた、国民党軍による流血鎮圧事件、「二二八事件」の最後の戦いを歌っています。当時、警備隊長と三十数名の学生たちが結成した部隊は、今の台湾中部・南投県の「烏牛欄」というところで、700名の国民党軍と戦いを繰り広げ、国民党軍側は200名近くの死傷者が出ました。この勇猛果敢な民間部隊は、まるで守り神のように、台湾を守ったという意味です。

2.陳奕迅(イーソン・チャン)/「海裡睡人」(TO BE TOGETHER)
海裡睡人は、「海の中で眠る人」の意味です。ここの「眠る人」というのは、過眠症の患者を指しています。イーソン・チャンのコンサートのミュージシャン、エレン・ジョイス・ルーが作詞を手がけたものですが、エレン・ジョイス・ルーは、よく自分のことを「睡人、すなわち過眠症患者」と自称しています。コンサートに出演する時間は、まるで過眠症の患者が目を覚ます間のように、長くはないが非常に貴重な時間だと歌っています。

3. S.H.E/「十七」
S.H.Eは、台湾で最も仲のいい女性ユニットとして知られています。「十七」は、S.H.Eが去年の9月11日にリリースした、デビュー17周年を祝う歌です。デビュー当初の不安から、家族のような存在になるまでの過程が描かれています。特にこの歌のミュージックビデオでは、3人が研修生の時期から、ゴールデンメロディアワードでの初受賞、ヒビのソロ活動、セリーナの爆発事故、エラの結婚と子供の出産など、今までにともに経験したことが再現され、数々のファンを泣かせました。

4.蔡依林(ジョリン・ツァイ)/「玫瑰少年」(バラの少年)
19年前、「女々しい」と批判され、クラスメートに散々いじめられた少年が、学校のトイレで倒れて遺体で発見されたという悲しい事件をモチーフにしたもの。
少年は後に「バラの少年」と呼ばれ、性的少数者や性差別を受けた人の象徴となりました。ジョリン・ツァイはこの歌を通して、社会で差別的な待遇を受けがちの性的少数者にエールを送っています。

5.林憶蓮(サンディー・ラム)/「沙文」(コア)
台湾の二大人気バンド、蘇打緑とメイデイのボーカルが製作を手がけたところで話題を呼んでいるロック調の歌。言葉とネット上の暴力、いじめ問題、性別平等などの分野から、女性が社会で直面している様々な困難を伝えようとしています。

6.李宗盛(ジョナサン・リー)/「新寫的舊歌」(新しく書いた古い歌)
ジョナサン・リーは、感情表現の乏しい父親を「傍観者のように自分のことを静観している」と思っていました。年を取った後、ようやく父親の心がわかってきたとき、父親はすでに亡くなりました。今まで父親に伝えたい言葉を歌詞に、ジョナサン・リーは、この「新しく書いた古い歌」を作りました。

7.茄子蛋(エッグ・プラネット・エッグ)/「浪流連」(放浪)
お酒やタバコに溺れていた人が、愛する人のためにちゃんとした人生を送ろうと決めたものの、どんなに頑張っても社会に認められない悲しさを歌っています。

 

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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