①一つ
台湾南部の離島・小琉球に存在する信号機の数。
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とはいっても、現在はまだ稼働しておらず、最近になり設置が完了したばかりです。今年8月からの稼働が予定されています。
「でも、今まで全くなかったのはなんで?」と思ってしまいますよね。というのも、この島の周囲は約12キロ、徒歩約2時間ほどで一周できる大きさしかないため、設置されてこなかったのです。
小琉球の魅力として、台湾で唯一、「珊瑚礁からできた島」として知られており、南部・屏東県の黒鮪が獲れる港として有名な「東港」から沖合約15キロメートル、フェリーで約30分で行けてしまうため、美しい海を求めて、多くの観光客が訪れます。運が良ければウミガメと出会うこともできるそう。
そんな小琉球にあるたった一つの信号機、なぜこの度設置されたかというと、その必要性が最近になり見直されたからです。
理由は二つあります。
一つは、島内の人口密度が高いため。
人口は昨年末時点で約1万2000人とそれほど多くはないものの、島の面積の小ささから人口密度は台湾全土の離島の中で最も高く、昨年末時点で1平方キロメートルあたり約1800人が暮らしています。そのため、信号が無いと事故が起こる可能性が高く危険です。
二つ目の理由は、観光客が増加しているため。
新型コロナウイルス流行が落ち着きをみせた後、島の観光業は回復し、昨年の観光客数は延べ289万人に達しました。そのうち外国人観光客は約7万人。この数(2024年の外国人観光客数約7万人)は、その前の年2023年の2.5倍にまで増加。そのため、連休など人が特に多く集まる時期を迎えると道は多くの人で賑わいます。島内の主な移動手段の一つにバイクが挙げられ、島内で借りて島を巡る観光客の姿もよく見られます。観光業が発展することで島内の経済は潤いますが、一方で交通量が増え危険です。
主に以上の二つの理由により、島内第一号の信号機が生まれたのです。
設置された場所はどこかというと、島内中部に位置し、大きな道路に面した小学校の前。設置後は通学路の安全性向上に加え、児童たちが日常生活の中で信号がある交差点に早くから慣れ、正しい交通ルールを学ぶことができるという効果も期待されています。
と、ここまで聞くと「設置されて良かったなあ」という感想で終わりそうですが、島内初めての信号機に関し、地元住民の間では活発な議論が巻き起こっています。もちろん賛成派の人もいる一方で、「島が都市化することで、これまでののんびりとした風景がなくなってしまう」との声も上がっているのです。
*私からの一言
今年8月から実際に稼働される予定だという事で、小琉球の観光客、市民に限らず全ての人たちの安全を守ってくれることを願います。
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②19.7度
南部・高雄市で先月末に初めて開催された「優良パッションフルーツ品評会」にて、34組の農家が生産したパッションフルーツの中で最優秀賞の評価を受けた果実の糖度。
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このパッションフルーツは南部・屏東県で5年の生産経験がある若手農家が生産したもので、19.7度という糖度も34組の中で最高値でした。とはいえ参加した他の果実も高品質のものばかりで、12組が糖度18度以上を記録、接戦の中での最優秀賞獲得となりました。
台湾では一年中生産されているパッションフルーツですが、生産が集中しているのは7月から翌年1月にかけて。最も美味しい時期は、夏の7月から9月までとされています。そう聞くと「あれ?今の時期はまだ旬でないのになぜ品評会を行ったの?」と疑問に感じる方もおられるでしょう。実は産地によって旬の時期が少し異なるのです。
台湾での主な産地は中部の地域で、中でも特に、中部の南投県で全国の7割を占める量が栽培されています。
先ほどお伝えした最優秀賞獲得のものは南部の屏東県で栽培されているものでしたよね、そう、中部と南部で旬の時期が異なり、南部では中部より早めの「春」に収穫されているのです。
パッションフルーツは元々南国のフルーツなので、気温が高くて太陽の光が良く当たる場所で育ったものが見た目も美しく、味も美味しくなります。台湾は暖かいとはいえ、冬から春にかけては気温が下がり日照時間も短くなるため果実の花が咲きにくく、特に2月から6月は生産量が落ち込みます。そこで、その時期を狙って生産を進めているのが冬でも温暖な南部、特に高雄市と屏東県なのです。冬は雨も少なく乾燥し、害虫による被害も少ないため、病気にかかりにくく、効率よく生産できるのです。
また、春に採れたものは高値で取引され、時には中部の最高級品と同等の価格で落札されることもあり、南部のある農家は、ハウス栽培面積を拡大して生産を続けています。
台湾で生産されるパッションフルーツの品種は、時期に関係なく基本的に「台農1號」という一種類のみです。そのため、高雄市の農業関係者は、8年前に農業用ハウス内で照明を用い収穫時期を調整する技術を開発したことで、日照時間が少ない冬から春にかけての生産を可能にしました。南部で採れたものは香りが濃厚で糖度も高いとされています。最高評価を得たものは、色鮮やかで形もよく、外観にほとんど欠点が見られませんでした。その上、最高の糖度19.7度を記録し、審査員から高い評価を受けたのです。
台湾ではこれからの時期、南国ならではのフルーツの旬が他にも到来します!その中でも台湾を代表する「マンゴー」について、台湾の百貨店「新光三越」ではすでに、マンゴーの産地として知られる南部・台南市玉井区で生産された分の予約購入をスタートさせました。日本への配送も可能で、6月30日から順次出荷される予定です。
台南市が新光三越を通じて玉井産マンゴーの予約販売を行うのは初めてのことで、値段は日本向けのもので、5キロ(12個入り)が3600台湾元(約1万5800円)だということです。出荷時期が日本のお中元シーズンに当たるため、台湾に住む人が日本にいる家族や知り合いにプレゼントしたら大変喜ばれそうですね。
*私からの一言
台湾の美味しいフルーツ、皆さんも台湾にこれから来られる際には是非味わってみてはいかがでしょうか!
Rti 台湾国際放送
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