①「59万6071人」:2024年の1年間に日本へ向けて出国した12歳以下の台湾人の数
台湾では、今週の金曜日4月4日は日本でいうこどもの日「兒童節」です。台湾のこどもの日は日本と同様、祝日に当たります。
今年の4月4日はもう一つの祝日、日本のお盆に似た「清明節」にも当たり、これら二つの祝日が重なっているため、前日の3日木曜日は振替休日となり、今週は木曜日から日曜日までが4連休となります。
そんな、こどもの日を含んだ連休がもうすぐ始まる今だからこそお届けしたいのがこれから話す話題です。
日本は台湾人にとって人気のある海外旅行先であることはよく知られていますが、実は親子連れの旅行先としても人気なことが最近、交通部(日本の国土交通省に類似)観光署から発表された統計により明らかとなりました。その統計が今日の一つ目の数字「昨年1年間に日本へ向けて出国した12歳以下の台湾人、59万6071人」なのです。この数は昨年出国した12歳以下全ての台湾人のおよそ半数を占めました。確かに日本のアニメや漫画といった「ジャパニーズサブカルチャー」は台湾の子供達にも人気がありますが、ここまで多くの子供達が日本へ旅行へ行っているというのは驚きを感じます。他の行き先と比べどのくらい多いかというと、行き先の2番目にランクインした中国11万7267人の約5倍、3番目の韓国9万9118人の約6倍です。また、4番目は香港で8.3万人、5番目はベトナムで8万人でした。
一方で、昨年一年間で出国した13歳から19歳の台湾人は延べ68.1万人で、そのうち28万人が日本を目的地としました。学業や仕事に励まなければならないため、日本への旅行者数は12歳以下と比べると半数以下まで減少した結果となりました。
ちなみに、昨年一年間で海外へ出国した台湾人は合計延べ1684万9683人。そのうち日本に向けて出国したのは延べ600万6116人で、全体の約3分の1を占めました。つまり、台湾から出国した台湾人のうち3人に1人は日本へ行ったということになるのです。全年齢層からも人気な旅行先というのがこのデータからも分かります。
ある台湾の旅行会社によると、親子連れに特に人気の日本の旅行先は東京都、大阪府、沖縄県だと指摘。その理由として、東京と大阪には大型のテーマパークがあるため以前から人気が高く、また、沖縄は台湾からの飛行時間が1時間半ほどと特に短く、北部の桃園国際空港の他、中部・台中や南部・高雄の空港からも直行便があるため、初めての親子旅行の行き先として選ばれることも多いんだそうです。昨年は、家族旅行のピークシーズンであった夏休み時期に沖縄へ向かった便に搭乗した台湾人のうち半分近くが子供であったほどです。
別の旅行会社によると、日本が親子連れに人気な理由として飲食の習慣が台湾と似ていることや、ショッピングでの便利さも指摘しています。昨年の夏休み時期には、団体旅行者の3割以上が子連れで参加したといい、今年の夏に向けすでに、子供向け割引キャンペーンを実施している旅行会社もあるということです。
さらに今年は、4月に半年間の開催期間を予定している大阪・関西万博が開幕したり、7月には沖縄本島北部に「冒険と自然」をテーマにした新しいテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開園予定、他には、台湾の航空会社「スターラックス航空」が4月より、桃園国際空港から神戸空港、中部・台中市の空港から神戸空港へそれぞれ初となる直行便の運航をスタートさせる予定であるため、今後ますます台湾から日本への家族旅行は拡大すると見込まれています。
ちなみに、まだまだ心は子供の私が最近行ってみたい場所は、大阪のユニバーサルスタジオジャパンです。昨年末にオープンしたばかりのエリア「ドンキーコング・カントリー」で子供の頃よく遊んだドンキーコングの世界を楽しめたらと思っています。
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②「273億台湾元」:2027年後半から正式な運用開始が予定されている台湾新幹線こと「台湾高速鉄道」新型車両の価格
新型車両を巡り、台湾高速鉄道を運営する「台湾高速鉄路公司」と日本の日立製作所と東芝からなる企業連合体(Hitachi Toshiba Supreme Consortium, HTSC)の間で2023年5月に12編成、計144車両の調達契約が結ばれ、その際にHTSCが約1,240億円で受注しました。調達契約を結んだ新型車両についてHTSCは、JR東海向けの「N700S」をベースに、モータなどの機器を小型軽量化して電力消費を大幅に減らす計画です。授乳室や車椅子対応などの機能を強化する考えで、2024年には揺れ・騒音の低減に向けた仕様変更も行っていました。
そんな中、今月17日、「台湾高速鉄路公司」は、 HTSCと新型車両を巡り、バリアフリー機能などを高める仕様変更契約の調印式を開きました。
台湾高速鉄道の鄭光遠・董事長(会長)によると、すでに新たな設計の方針がおおむね固まっており、間もなく生産の次の段階に入るといいます。
生産完了後2026年後半に台湾へ順次納入し、走行テストで列車の性能確認を行い、問題がなければ2027年後半に運行が開始される計画です。
北部・台北と南部・高雄間の350kmを結ぶ台湾高速鉄道は日本の新幹線技術を取り入れて2007年に開業しました。現在は東海道新幹線などに使用されていた700系車両を改良した「700T型」を運行しており、JR東海はすでに台湾の新型車両に対し技術提供を始めています。
*私からの一言
新たな車両がどのようなものになるのか、今から大変待ち遠しいですね。
運行が開始されたら、多くの子供達は国内旅行をより楽しめるようになりそうです。
Rti 台湾国際放送
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