<第1セクション【結婚式でリクエスト「骨まで愛して」】>
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今年の旧正月の元日から4日までの4日間連続で、苗栗県の泰安温泉のホテルで八得力のバンドマスターの阿家との二人組で、新春ライブに出演。日本では今はほとんど見られなくなったが、台湾では日本語の「流し」が訛った「那卡西」という言葉が残っていて、今でもキーボード演奏の「那卡西」のミュージシャンは温泉地の北投を中心に今でも見られる。レストランやバーでお客さんのリクエストにも応えながら流行歌を歌うことを台湾では「駐唱」と言う。台湾の「駐唱」歌手の中には「那卡西」の流れを汲む人もいて、八得力の阿家もその一人。
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台湾の、特に年配の方からリクエストをよく受ける日本の歌謡曲を2曲ご紹介。ということで、「台湾に根を下ろした日本歌謡シリーズ」の第3回です。1曲めは「骨まで愛して」。この曲を台湾で最初にリクエストされたのは、十数年前。新竹県の竹東で行われた台湾客家の友人の親戚の結婚披露宴。この曲は1966年に城卓也さんがオリジナルで歌い、167万枚を売り上げる大ヒット曲に。城さんは「紅白歌合戦」に初出場。この年、この曲を主題歌とした同名の映画も上映。主演が渡哲也さん、松原智恵子さん、浅丘ルリ子さん。
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台湾では姚蘇蓉さんによる北京語バージョンの「恨你入骨」、郭金發さんによる台湾語バージョンの「愛你入骨」がカバーされ、ヒット。姚蘇蓉さんは「秋水伊人(想いを寄せているあの人)」という曲で「涙の歌姫」という愛称を手にし、1960年代に一世を風靡。現在はマレーシアに移住。郭金發さんは台北の下町、大稻埕の出身、アナウンサーから転身して歌手に。出世曲は1959年にリリースした「燒肉粽(ショウバァヅァン)」。近江俊朗さんの「湯の町エレジー」をカバーした「溫泉鄉的吉他(ウンヅァヒョンエギッタ)」も。
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今日は蔡小虎さんの台湾語のバージョンで『愛你入骨』をOA。
<第2セクション【最多リクエスト曲「細雪」】>
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自分の音楽はフォークからポップス、ロック。日本の演歌を歌うのは得意ではないが、「那卡西」の席では、日本の演歌のリクエストが掛かることが多い。日本語の演歌は台湾語と相性が良く、それゆえカバー曲も多い。また、日本ではとうに忘れ去られてしまった懐メロを台湾の方々が、数十年も歌い継いでくれていることには、ただただ感謝。演歌に分類される歌謡曲の中で、これまで最もリクエストが掛かった曲は、五木ひろしさんの「細雪」。
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台湾では北京語版は余天さんが「能不能留住你」、台湾語では江蕙さんが「窗外夜雨」というタイトルで歌歌う。余天さんは歌手、俳優、司会者、そして現在は立法委員に。また江蕙さんは、北投温泉の「那卡西」から、スターダムを駆け上がり、長年台湾語歌謡曲の女王として君臨。「二姐」の愛称で親しまれたが、数年前に芸能界を引退。
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江蕙さんの歌で、「細雪」の台湾語版『窗外夜雨』をOA。
<第3セクション【八得力で『灌籃高手/The First Slam Dunk』を鑑賞】>
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先月の中旬ことだが、私のバンド八得力のメンバー3人で台湾でも公開された日本のアニメーション映画『灌籃高手/The First Slam Dunk』を鑑賞。台湾でも公開されて1か月間で4億台湾元のチケットセールスを記録したヒット作品。原作の漫画を読んだことも、1990年代(1993〜1996年)に放送されたテレビアニメも見たこともなかったが、ストーリーも動画の躍動感も十分に楽しむことができた。
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30年近く前のテレビドラマの『Slam Dunk』の主題歌で、WANDSが歌った『世界が終わるまで』は、台湾の30代、40代の人にとっては、まさに「懐かしのメロディー」。この映画のヒットと関連して、最近とみにリクエストが多い。ということで、また、ネットドラマのヒットともに、もう1曲最近頻繁にリクエストをいただく曲が、宇多田ヒカルさんの『First Love』。
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今月の歌は『桜いろの夢』。この曲はピアニストの黄裕翔さんと私の共同作曲で、私が日本語で作詞。間も無く311東日本大震災から12年となるが、この曲は、2011年に震災の後、2か月後に東北(秋田県角館)の桜を見て書いた。音楽ゲームの主題歌にもなった。土岐千尋さんの歌で『桜いろの夢』をOA。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
