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きょうのキーワード(金曜日) - 2025-02-14-「黃金蛇」

  • 14 February, 2025
きょうのキーワード(金曜日)
陳逢顯が作成したヘビの彫刻、周りには6匹のネズミが配置されている。(写真:CNA)

今日のキーワード:「黃金蛇」

意味:台湾の彫刻家、陳逢顕さんが制作した「純金製のヘビの彫刻」

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「蛇」といえば、今年の干支に当たりますよね。そんな蛇と黄金が合わさるとは一体どういう事なのでしょうか?

これは、台湾の有名な彫刻家が制作した「純金製のヘビの彫刻」のことなんです。ただこの情報だけではそんなに凄いものだという感じはしませんよね。実はその凄さはサイズの小ささにあります。なんと、わずか長さ8ミリ、高さ5ミリ、幅3ミリしかなく、本人曰く、世界最小の純金製のヘビだというのです。

今日はバレンタインデー、大切な相手に、プレゼントとして、純金で作られた「黄金に輝く蛇」のアクセサリーや置き物を送るという選択肢もありですが、このサイズだとちょっと物足りなく感じてしまいそうです。私も実際に写真を見てみたところ、とても拡大して撮影されており、もし肉眼で見るなら相当近くで見るか、拡大鏡を使用しなければはっきりと何の形をした彫刻なのかが分からないという印象を受けました。ただ純金製という事で、ミニサイズにも関わらず写真からもその豪華さが伝わってきました。制作した彫刻家は、陳逢顕さん。このような微細な彫刻を作り始めて43年が経つといい、他にも、一粒のお米に著名人の顔の彫刻を掘ったり、針の穴ほどの大きさしかなく、そこに文字や挿絵が書かれた絵本などのミニチュア作品を制作することで有名で、アメリカやヨーロッパで展覧会を開いたことのある凄いお方です。そのため世界中の大手メディアから取材も受けています。急いでいる時には2日間寝ずに取り組んだこともあるそうで、その自身の活動に対する熱血さは感動ものです。

陳さんは干支にちなんだ彫刻をほぼ毎年発表しており、「今回の作品は1,100度の高温で溶接する工程を経ておよそ6カ月の歳月をかけ完成させた」と話しています。他にも特徴としては、ヘビの周りに、およそ1ミリの大きさのネズミ6匹を配置し、「豊作」をテーマにした内容となっており、「台湾が実り豊かで繁栄する1年を迎えられるよう願いを込めた」と述べています。確かにわずか1ミリサイズのネズミを6匹作るだけでも、労力と時間がかかりそうです。目や指先も疲れるでしょうから、一日に進められる作業時間も限られているでしょう。「黃金蛇」の写真を見た後の私は、「いや〜本当にお疲れ様でした」と直接伝えたくなりました。

しかし、そんな外部の心配も露知らず。陳さんによると、43年間微細な作品を作り続けられている理由として、25歳に退役後、10年間台湾の中央銀行の印刷工場で紙幣の制作に携わる仕事をしており、長期に渡り拡大鏡を片手に目を使う作業をしていたため、今でもまだ目は衰えておらず、非常に小さいものを見られると明かしています。それでも今回はおよそ10回の失敗を経てやっと出来上がった作品で、細い針と小さなナイフで繊細に金を彫ったり、ピンセットで材料を挟んで作業したため、気をつけないと材料が作業台から飛び出てしまい、苦労したと述べています。このようなミニチュア作品を作ろうと思った最初のきっかけは、印刷工場での仕事の際、デザインが極端に小さい文字や絵を見て、「こんな小さいものが描けるんだ」と感動したことだったそうです。

そんな陳逢顕さんによる「黃金蛇」は、現在、自身の作品を多く展示する北部・新北市の新店区にある博物館にて、かつての作品と共に見る事ができます。

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