今日ご紹介するキーワードは「粽葉是廚餘嗎」。
これは、「ちまきの葉っぱは生ゴミ?」という意味です。
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先週末(5/31)は台湾の三大節句の一つ「端午節」でした。
「端午節」には粽を食べるという習慣があることから、「端午節」の前には街のあちらこちらで粽が売られていて、家族みんなで粽をいっぱい食べた!という人も多かったようです。そして今週のゴミには“粽の葉っぱ”がたくさん出されていたとか。ところが、その“粽の葉っぱ”の捨て方が話題となっているんです。
というのも台湾では、多くの自治体でゴミ収集車が水曜日と日曜日以外、毎日、決まった場所に決まった時間にやってくるので、みんなそれにあわせてゴミを出しに行くんですが、その時、“燃えるゴミ”である「一般ごみ」と、“燃えないゴミ”である「資源ごみ」、そして、「生ごみ」と、大きく3つに分別して捨てます。
日本では、調理くずや残飯などの“生ごみ”も一般的に“燃えるゴミ”として扱われますが、台湾の場合は、“生ごみ”は分けなくてはいけないんです。
では、「端午節」に食べた粽の分別はどうなるのかというと、多くの人が粽を縛っていた紐は「一般ごみ」に、粽の食べ残しや粽を包んでいた笹の葉や竹の皮は「生ごみ」に捨てているようです。
ところが!笹の葉や竹の皮は「生ごみ」として捨てるのはNG!実は「一般ごみ」に捨てなければいけないんだそうです。
その理由は、笹の葉や竹の皮は繊維が長く分解しにくいため、生ごみ処理機に絡まって機械を壊してしまう可能性があることから、「一般ごみ」に分類されるんだそうですよ。
そのことを北部・新北市の環境保護局が公式フェイスブックページで注意を呼びかけると、多くの人が「知らなかった!」と驚いていました。
ちなみに、食べ残しの粽は水分や塩分を多く含んでいることから焼却処理には適さないので「生ごみ」となります。
もし分別ルールに従わない場合は、「廃棄物処理法」に基づいて、1200元から6000元(日本円およそ5700円から2万8600円)の罰金が科せられる可能性もあるんですよ。
粽は台湾では「端午節」以外でも食べられるので、もし台湾で粽を食べたら、葉っぱや紐は「一般ごみ」、食べ残しは「生ごみ」、このルールを覚えておいてくださいね。
ところで、「端午節」と言えば、粽を食べるという習慣の他にも、厄除けのために玄関にヨモギや菖蒲の葉を飾る習慣や、「端午節」の日の正午に卵を立てて一年の幸運を願う「立蛋」を行う習慣もありますが、使い終わったそれらのアイテムはどのように処分したらいいのかというと、ヨモギや菖蒲の葉は、「生ごみ」になります。
ただこの「生ごみ」も、“養豚の餌用”と“堆肥用”に分かれていて、このヨモギや菖蒲の葉は“堆肥用”の「生ごみ」となるんだそうです。
この生ごみの分別は、私も最初よくわからなくて困ったのですが、例えば…
生肉や生野菜、果物、腐ったりカビが生えていない賞味期限切れの食品は“養豚の餌用”。一方、ライチやリュウガン、桃の種、オレンジ、リンゴ、ライチなどの皮、エビ、カニ、貝類の殻、落花生や皮脂のみの殻、茶葉やコーヒーなどのカス、鶏・豚・牛・羊肉の骨などは“堆肥用”の「生ごみ」
…となります。ざっくりいえば、「高温で処理して豚が食べられるか」で判断すると良いようです。
では、「立蛋」を行った後の卵の殻は?というと…
台湾の環境保護に関する非営利組織「RE-THINK台灣重新思考環境教育協會(台湾リシンク環境教育協会)」が作成した「回收大百科(リサイクル大百科)」によると、現在、「堆肥用生ごみ回収エリア」となっている、北部・台北市、新北市、基隆市、桃園市、北東部・宜蘭県、中部・苗栗県、雲林県、南部・高雄市、西の離島・澎湖県などでは卵の殻も“堆肥用”の「生ごみ」として回収されています。それ以外の県市では「一般ごみ」として処分するそうです。
なかなか複雑な台湾のゴミの分別ですが、台湾の人たちもわからないものはごみ収集のスタッフに直接聞いて確認しています。
旅行に来て自らゴミ出しをする機会はほぼないと思いますが、もしゴミを捨てることがあったら、今日の話題をちょっと思い出してみてくださいね。
Rti 台湾国際放送
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