今日ご紹介するキーワードは「卡門排行榜」。
これは、「ドアに挟まった物ランキング」という意味です。
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先日、台北新交通システムMRT(台北メトロ)のオレンジライン「中和新蘆線」の「台北橋」駅で一部の列車の扉が閉まらないというトラブルが起きました。台北メトロ管制センターは通報を受けすぐに駅長にホームに行って点検するよう要請。現場での処置後、ドアは閉じ、列車は出発することができましたが、これは何が原因だったと思いますか?
実は、その後、メンテナンススタッフが点検を行ったところ、左ドアのパネルの下部とドアガイドの溝の間に長さおよそ19センチの割りばしが挟まっていたそうで、それがドアの開閉に影響を与えていたということです。
最近、このようなドアの開閉異常トラブルが相次いで起こっていて、市民から苦情が寄せられたことをある台北市議会議員が自身のフェイスブックページで取り上げていました。
この市議会議員の書き込みでは、ここ3年間で台北メトロ(MRT)では車両のドアが正常に開閉しなかったトラブルが累計で述べ200回発生しており、平均すると5日に1回発生している計算となると指摘。台北メトロに対して、列車のメンテナンスをしっかりと行うほか、スタッフの教育訓練を改善し、メンテナンススタッフを積極的に補充するよう求めています。
この件について台北メトロは、統計によると2024年の台北メトロ(MRT)システムの電車のドアの開閉回数は述べ3億8000万回を超えていて、そのうち車両のドアの開閉異常回数はわずか100回余りであると説明。しかもそのトラブルのうち、半数以上が「異物」がドアの隙間に挟まったことによるものだということです。
実はMRTのシステムは、ものが挟まってドアの開閉異常が起きてしまうと、MRTシステムに備わっている自動安全設計により、列車は自動的に停止してしまうんだそうです。でもこれは安全のためには素晴らしいシステムですね。
なお、もしドアの隙間に異物が挟まっているのが見つかった場合に、“フック船長”の手ような湾曲した形の「異物除去道具」を使ってスムーズに取り除くことができれば、数十秒の停車で再び通常運行に戻れますが、挟まっている異物の大きさやその深さなどによってすぐに除去できない場合には、乗客には下りて次の列車に乗ってもらい、その車両は車両基地へ戻り、メンテナンススタッフによってドアを外して異物を取り出すといった大掛かりな処置が必要となるそうです。
そのため、台北メトロでは長年に渡り、乗客に対し、乗車後はできるだけ車内の奥に移動すること、車内ではリュックは背負わず手持ちにすること、車内ではドアに寄りかからず、適当な距離を保ち、身の回りの物を紛失しないように注意するよう呼びかけています。
ちなみに一体、どんなものがトラブルの原因になっているのかというと…今日のキーワード「卡門排行榜(ドアに挟まった物ランキング)」第一位は、リュックにぶら下げている小物や、小さなアクセサリーなんだそうですワイヤレスイヤホンなどがよくドアの隙間に入り込んでしまっているようです。
これらのアイテムは、わざととかではなく、気付いたら落としていた、無くなっていた!なんてことあったりしますが、それがドアの開閉異常トラブルを引き起こしたりすることがあるんですね!自分の持ち物がなくなってしまうのも悲しいですし、それによって列車が止まり、多くの人に影響を与えてしまっては大変ですからね。混雑している時などは特に、扉付近と落とし物には注意が必要です。また物だけではなく、小さなお子さんの手などがドアに挟まれたり、巻き込まれたりしないようにも気を付けてくださいね。
Rti 台湾国際放送
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