今日ご紹介するキーワードは「蛇寶寶」。
これは、「ヘビ年生まれの赤ちゃん」という意味です。
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今年(2025年)は「巳年」です。中華圏では、干支によって古くからの言い伝えから、縁起を担いて子供を産みたいと望む人が多い年と、逆にその年に子供を産むのを避けようとする人が多い年というのがあって、中でも「寅年」生まれは攻撃的で気性が荒く、しつけが難しいといわれていることから「寅年」の出産は避けたいという人が多い一方、「辰年」は縁起がいいことから「辰年」に生みたいという人が多いと言われています。
ところが、先日発表された内政部の統計によると、昨年(2024年/辰年)に生まれた新生児の数は13万4856人と、前年(2023年)と比べ715人減少。9年連続で減少となりました。そう、過去のデータを見ると、大体、「寅年」に出生数が減少して、「辰年」には増えていたんですが、今回、「辰年」に生まれた新生児の数が「寅年」を下回ったんです。
この台湾の新生児に関する統計は1958年から取り始めているんですが、このように「辰年」の新生児の数が「寅年」を下回ったのは、過去に1960年代の1回だけととても珍しい結果となっています。
これには、「辰年効果も力を失った」とニュースになっていました。
では伝統的に、「巳年」は、どのように考えられているのかというと、人気の「辰年」の翌年であること。また、ヘビに関する言われで、「牛鬼蛇神」や、「虎頭蛇尾」という言葉など、マイナスのイメージの民間伝説や言い伝えの影響を受けたりして、「巳年」に子供を産むのを避けようとする人も少なくないことから新生児数はどうしても減る傾向にはありました。
そして、過去の状況を踏まえると、2024年の「辰年」生まれより13%~14%少なくなるとすると、今年(2025年)の出生数は12万人に満たず、過去最低を更新する可能性があると見られています。
ただ一方で、「巳年」は、知恵と柔軟性、再生の力を象徴していることから、「蛇寶寶(ヘビ年生まれの赤ちゃん)」は、知恵と知識欲、そして世界に対する好奇心にあふれていて、学び続け、探求し続ける原動力を駆使して、周りがうらやむほどの学業成績と素晴らしいキャリアを持つことが多く、家族の誇りになる人が多いとも言われています。
例えば、鄧麗君(テレサ・テン)も「へび年」生まれですし、台湾オペラと呼ばれる「歌仔戲(グアヒ)」の女優・陳亞蘭や、香港「四天王」の一人・郭富城(アーロン・クオック)、台湾の有名音楽プロデューサー・陳子鴻(Eric Chen)、スポーツ界では、台湾の女子プロテニス選手・詹詠然 (ラティシャ・チャン)、台湾の女子プロゴルファー・曽雅妮(ヤニ・ツェン)なども「へび年」生まれなんですよ。
そしてさらに今年(2025年)は、「雙春年」と言って、旧暦の年内に2回「立春」がくる年。この年は特に縁起がよく、二重の幸運と繁栄を象徴する年とされています。そのため、今年生まれた子供たちは、物質的にも精神的にも共に順調な生活と豊かな機会に恵まれ、並外れた運命と無限の可能性を秘めた未来が待っていると言われています。なんだか聞いているだけでもわくわくしますね。
まぁ、最近では迷信だとして干支は気にしないという人も少なくありませんが、台湾は今、世界で一番出生率が低いと言われ深刻な問題となっているので、この幸運にあやかって今年、「蛇寶寶(ヘビ年生まれの赤ちゃん)」が増えると良いですよね。
Rti 台湾国際放送
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