今日ご紹介するキーワードは「麵包外套」。
直訳すると「パンのコート」…。一体何のことでしょうか。
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先週末は台湾も気温がぐっと下がり寒くなり、標高の高い場所では雪となりました。平地では雪とまでは行かないものの、台湾北部では5度前後とかなり冷え込みました。
そんな中、台湾南部出身で今は北部で暮らすある男性が初めて北部で過ごす冬にネット上で、「寒すぎる!何を着るのが一番温かい?」と問いかけたところ多くの回答が寄せられたのですが、その中で最も多くの人が推薦していたのが今日のキーワード「麵包外套」だったんです。
この「麵包外套」とは、いったい何なのかというと、キルティングパターンが大きい“詰め物ジャケット”の総称で、そのジャケットの表面が焼きあがってふっくらふわふわに膨れたパンが連なっているように見えることからその名前が付いたそうです。そして今、この「麵包外套」が若い人たちに人気なんです。
寒い日に多くの人が着ている“ダウンジャケット”もアヒルやガチョウなどの水鳥の羽毛=ダウンフェザーを詰めた“詰め物ジャケット”なので「麵包外套」の一つに入るんですが、台湾では以前から人気の冬のアイテム“ダウンジャケット”の事は「羽絨外套」と呼んでいて、一般に「麵包外套」と言うと、綿を詰めた“中綿入りジャケット”のことを指すようです。
そして、一見するとどちらも同じようなモコモコした暖かそうなジャケットですが、この“中綿入りジャケット”「麵包外套」は2019年に韓国で流行り始め、既に韓国のファッション業界では人気のアイテムで、台湾でも韓国ファッションが好きという若い人から火が付いて、この冬、人気のアイテムとなっているんです。
その人気のポイントは、見た目がオシャレ、温かい、リーズナブル!という点。
「麵包外套」を愛用する若者たちも、実は“中綿入り”よりも“ダウン”の方が温かいとは感じているようですが、“ダウンジャケット”はキルティングパターンの幅が小さいため、着ている姿がまるであの有名な「ミシュラン」のキャラクター“ミシュランマン”みたいになるので苦手という人も少なくなく、一方の“中綿入りジャケット”だとそのキルティングパターンの幅が大きいので“ミシュランマン”にならずオシャレに見える!と人気なんだそうです。
暖かさに関しては、日本にも昔から防寒着として“綿入れはんてん”がありますので、わかる!という方も多いでしょう。私も“はんてん”好きで日本にいた時は家でよく着てました。
ただフェザーと比べるとちょっと分厚くて重たいのでは?と思ってしまいますが、時代と共に綿の充填技術が進化していて、今はまるでダウン素材のようにふわふわとした綿入れになっているんです。しかも外側の層は防風性、撥水性を高め、保温効果もしっかりあります。
更には、“中綿入りジャケット”はほとんどがコットンでできているので自宅でも洗えるなどお手入れが簡単!そして“ダウンジャケット”の様に“ダウンフェザー”の傷みや、小さな羽が舞ったりする心配がないというのもポイント。
それでいて価格は安いものだと台湾元で数百元(日本円1000円程度)から販売していて、従来のダウンジャケットと比べ一桁安く手に入れることができるとあって、若いサラリーパーソンや学生たちを中心に特に人気なんです。
そして、この“中綿入りジャケット”は、最近は多くのブランドも打ち出していて、いろんな色やデザインのものが出ていますが、リーズナブルなのでいくつもの種類を持っているという若者も少なくないようです。この冬、台湾で人気となっている「麵包外套」。
台湾もまだ寒い日が続いているので、この後も大活躍しそうですが、皆さんは“ダウンジャケット”と“中綿入りジャケット”、どちらのタイプが好きですか?
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
