今日ご紹介するキーワードは「流行語」。
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12月2日、日本では今年(2024年)の「新語・流行語大賞」が発表されましたね。年間大賞には、昭和から令和の時代にタイムスリップした主人公が価値観の違いに戸惑いながらも奮闘する姿をコミカルに描いたテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」が選ばれたそうですね。このドラマは台湾でも放送されていたのでドラマは知っている人が多いのですが、台湾では、中国語・台湾華語で「非常に不適切だ!」という意味の「極度不妥!」と呼ばれていたので、日本語のタイトルで、しかも省略系はあまりピンと来ていないような感じです。
ところで、台湾でも毎年その年の流行語というのが話題となります。ただ台湾の場合は、日本のように選定や授賞式が行われたりはありませんが、データをもとに紹介されています。
少し前ですが、10月にビッグデータを活用した台湾のまとめサイト、「Daily View(デイリー・ビュー)」による今年(2024年)の「網路(ネット)流行語Top10」というのが紹介されていました。
これは、2023年10月から2024年10月にかけて、最も発信力の高いZ世代が好きなネット流行語トップ10を調査したもので、今年の第1位は…「破防(po4fang2)」で、様々なソースやデバイスから生成されるデータの量を表す“ビッグデータにおけるボリューム”は16万5335と、Top 10の中で唯一10万を突破しました。
その「破防」とはどのような意味かというと、元々はゲームの中で、相手の防禦を突破し、相手が攻撃に耐えられられなくなる事を言っていたんですが、日常生活やSNS上において「破防」は、言葉で痛いところや弱いところを突かれ、心理的な防禦線を突破され、“感情が抑えきれない”ことを表すそうです。
この“感情”とは、感動から悲しみ、怒り、憂鬱、崩壊など、プラスの感情も、マイナスの感情もどちらにも使われます。
そしてネット上で表現する際には、「破防」の“防(fang2)”の発音が中国語・台湾華語で“家”という意味の“房子”の“房(fang2)”と同じであることからかけて、“破🏠(家の絵文字)”や“破🏚(廃墟の絵文字)”と表す人もいます。
そして、10位まで全部ご紹介するには時間が足りないので、個人的に気になった流行語をもう一つご紹介すると、第6位、「很解(hen3jie3)」─。
中国語・台湾華語にも日本語の“理解”と同じような意味で同じ漢字の“理解(li3jie3)”という単語がありますが、この「很解」は「很理解(とても分かる・理解するという意味)」の略ではなく、元々好印象だった相手が突然表した態度や言動に失望し、険悪になったり、気分が冷めてしまうことを言うんだそうです。
日本の学生たちの間で昨年流行した“蛙化現象”と同じような意味のようです。
ネットユーザーがどのように使っているかというと、例えば、「元々は彼に夢中だったけど、悪態をつく姿を見て“一秒解了(一秒で冷めたわ)”」とか、「食事の時に咀嚼音が大きいのが我慢できない、これは“超解(超失望した)”」と言うように使っています。
毎年、次から次へと生まれてくる流行語。学生の頃は大体その年の流行りを把握していましたが、今ではもう全然ついていけなくなりました(苦笑)。
一応、毎年1位や大賞くらいは把握しておこうかなとは思ってチェックはしていますが…皆さんはその年の流行語、どのくらい知っていますか?
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
