今日ご紹介するキーワードは「幸運物」。
これは、“ラッキーアイテム”の事です。
*****
先日、野球の国際大会「第3回WBSCプレミア12」が幕を閉じました。もう皆さんもご存じと思いますが、今大会は決勝で台湾が4対0で日本を破り、初優勝を飾りました!
なお、台湾の野球トップチームが国際大会の決勝の舞台に立ったのは、1992年のバルセロナオリンピック以来32年ぶりの事で、もう決勝戦は普段野球をあまり見ないという人も、みんなが注目していました。そして悲願の優勝!
しかもワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、オリンピックを合わせた三大国際大会で初めての優勝とあって、もう台湾全体がお祭り騒ぎ!といった感じです。
11/24(日)の夜、優勝を決め、翌25日(月)に台湾に戻ってくる際には、空軍のF-16V戦闘機が出迎え、フレアを発射して華を添えました。そしてさらに翌日26日(火)には、優勝パレードが行われた他、その後も各メディアでほぼ毎日話題に登場するなど、今週の台湾は野球の話題でずっと盛り上がっているので、このコーナーでもWBSCに関連した話題をお届けしたいと思います。
皆さんは、WBSCの台湾チームの試合を観ていて、試合以外にも気になったことがありませんでしたか?え?台湾のチアが気になった?きっとそういう人も多いと思いますが、チアではなく、台湾チームのベンチが映ったときに、大きなビニール製のサイコロがあったの、気になりませんでしたか?
台湾チームにチャンスがやってくると持ち出し、選手が喜ぶ際にも持ち出された大きなサイコロに「何だろう?」と思った人も少なくないと思います。
しかも、なんだかちょっと違和感…。サイコロの目をよぉ~く見てみると、全ての面が「6」になっていました。
これにはネット上でも「どんな意味があるの?」と話題となり、日本のメディアも気になったようで、現地に取材に来ていた台湾のメディアに聞いていました。
それによると、実はこのサイコロは、郭俊麟(クォ・ジュンリン)投手がファンから貰ったもので、「サイコロの目が『1』だったら運がないけれど『6』が出るとラッキー!」ということから、スタッフが細工をして全ての面を「6」にしてあったんです。どの面が出ても「6」。だからどんな時も最高の幸運が訪れる!と、今日のキーワード「幸運物(xing4yun4wu4/ラッキーアイテム)」として最初は遊び半分でベンチに置いていたそうです。それが、まさに台湾チームみんなの「幸運物(ラッキーアイテム)」となったというわけです。
ところで、実はこのサイコロ以外にも台湾チームには「幸運物(ラッキーアイテム)」があったんですよ。
そのアイテムとは、「無敵星星(無敵スター)」─。
一体、どんな「幸運物(ラッキーアイテム)」なのかというと、世界的にも人気の日本発のゲーム、任天堂スーパーマリオブラザーズのチャームで、マリオが大きなスターにぶら下がっていて、まるで“スター”をゲットするかのように見えるデザインなんですが、そこに台湾チームのメンバー一人一人の背番号が貼ってあるんです。
実はこれは、台湾チームの統括マネージャーである楊士霈さんが、躍進するチームを観て、決勝戦の前に何か特別なプレゼントができないかと考え、このチャームに「TAIWAN CHAMPION」や「TAIWAN HERO」という文字と、メンバー一人一人の背番号を貼ったものをプレゼントしたんだそうです。
スーパーマリオに出てくる“スター”といえば、ゲットすると全身が光だし、どんな敵も寄せ付けないという、一定時間“無敵状態”になることでおなじみのアイテムですよね。このチャームのおかげでしょうか、台湾チームはまさに“無敵状態”になって決勝を制しました。
このチャームは、台湾チームが台湾に戻ってきた際、多くの選手が自身のバッグに付けていましたよ。
なお、このチャームは、「スーパーマリオ デコレーションチャーム」と言って、デコレーション用のシール付きで一般に販売されているもので、選手ら全員分を購入するために、日本でスタッフが手分けして7~8店舗を回り5時間かけて手に入れたんだそうですよ。
そして今、台湾チームの勝利にあやかって、このチャームを買ってデコレーションし自分用の「幸運物(ラッキーアイテム)」にしたいという台湾人も少なくないようです。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
