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きょうのキーワード(木曜日) - 2024-10-03_萊爾富

  • 03 October, 2024
きょうのキーワード(木曜日)
(写真:CNA)

今日ご紹介するキーワードは「萊爾富」。

これは、ピンクのハートのロゴがついた白地の看板が目印の台湾のコンビニエンスストア「Hi-Life」のことです。

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台湾はコンビニエンスストアが本当にたくさんあって、日本でもおなじみの「セブンイレブン」、「ファミリーマート」は街のあちらこちらで見かけます、そのほかにも「OKマート」、そして今日のキーワードの「萊爾富(Hi-Life)」というコンビニエンスストアがあって、これらは台湾の“四大コンビニ”と呼ばれています。

その“四大コンビニ”の中で、唯一外資系ではない、台湾発祥のコンビニが「萊爾富(Hi-Life)」です。

1989年に台北市内に9店舗開店したところからスタートし、2004年に店舗数1000店を突破、今年(2024年)4月末の時点で1,602店舗を構え、市場シェアは台湾第3位となっています。

そんな「萊爾富(Hi-Life)」には、“特色ある店舗”がいくつかあるんですが、そのうちの一つ、台湾北部・新北市の三重区にある「三重美堤店」が時々話題となります。

なぜかというと、この「三重美堤店」は、台湾にある全コンビニ、セブンイレブンも、ファミリーマートも、OKマートも含めた全てのコンビニで唯一、台風を避けるために一時的に避難できるコンビニなんです。

一体どういうことかというと、この「萊爾富(Hi-Life)三重美堤店」は、コンテナを改装した店舗で、新北市の重新橋の下、川の堤防内のマーケットスペースにあることから、台湾北部に18時間以内に強風域に入る可能性がある地域に出される「陸上台風警報」が出たら、コンテナの店舗丸ごと事前に別の場所に避難させるんです。

そこで、今回も台風18号「クラトーン」の接近を受け、まだ「陸上台風警報」が出る前でしたが、9月30日に店舗の避難作業が行われました。

“店舗ごと避難できる”とは言っても、やはり店の中もそのままで移動できるわけではありません。しかも新北市水利局の海岸や河川の維持管理を担当する高灘地工程管理處の避難作業時間にあわせて4時間以内に撤去を完成させなくてはならないんだそうで、この日は朝の10時半からスタッフ総出で商品をまとめ、車に乗せ、店舗内を空にした状態にして、午後2時にはコンテナ3つからなる店舗をフォークリフトでトラックに乗せて堤防の外へと移動しました。

商品だけでなく、コーヒーマシンやレジなどの機器、棚、そして大きな冷蔵庫もあったりするので、かなり大掛かりな作業ですよね。

なお、この作業にかかる人件費や運搬費用は、毎回30万から40万台湾元(日本円およそ140万円から180万円)かかるんだそうです!

でも、安全のため、素早く商品や機器類を避難させ、同時に機器はこの間に大規模な清掃とメンテナンスを行って、台風が去った後、また元の場所に戻されるということです。

なお、この「萊爾富(Hi-Life)三重美堤店」は2011年にオープンし、今年で既に13年目の営業なんですが、台風による店舗の避難は毎年平均で2回行われているそうです。

今年(2024年)は、7月の台風3号「ケーミー」襲来の際にも避難しているので、もう今年はこれ以上、来てほしくないと思っているでしょうね。

また、「萊爾富(Hi-Life)三重美堤店」だけでなく、この重新橋の下のマーケットスペースの屋台もみんなお店を避難させています。

毎回、大変な作業だと思いますが、ここで商いをしているお店の人たちは、大変だけど、もう慣れたよ!とコメントしていました。

「萊爾富(Hi-Life)三重美堤店」は、普段は川沿いで運動をしている人たちやサイクリングを楽しんでいる人たちがよく活用する補給ステーションでもあり、マーケットと共に地元の人たちにも人気のスポットですので、台風の度に避難する作業はとても大変ですが、ここに必要とされてる店舗なんですね。

なお、「萊爾富(Hi-Life)」はこの「三重美堤店」の他にも、企業と協力して、コインランドリーが併設されている店舗だったり、スタンドの中のコンビニではなく、コンビニにセルフ給油ステーションが設置されている店舗や電気自動車の充電ステーションがある店舗だったり、また、海鮮や生鮮食品を扱っている店舗があったり、キッズスペースが設けてある店舗があったりと、様々な特色ある店舗を展開しているので、皆さんも台湾に来られた際には、台湾地場のコンビニ「萊爾富(Hi-Life)」にも立ち寄ってみてくださいね。

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