今日ご紹介するキーワードは「蠟瓶糖」。
これは、今、ちょっと問題となっている「ワックスボトルキャンディ」という中国で人気のお菓子のことです。
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今、若者を中心に人気がある中国のショートムービープラットフォーム「Tik Tok」などを通じて、中国で流行っているものが台湾でも人気となったりします。
そんな中、以前、このコーナーで、「Tik Tok」の影響から、台湾の小学生の間で流行したお菓子「魔芋爽」が、“超加工食品”であり、子供たちの健康を心配し、食べすぎに注意するよう台湾の医師らが呼びかけているという話題をご紹介しましたが、今回も中国で人気のお菓子への注意喚起が行われています。
そのお菓子というのが今日のキーワードの「蠟瓶糖(ワックスボトルキャンディ)」です。
これはどのようなものかというと、蜜蝋でできたガムのようなもので、中に水あめやジャムなどが入っているお菓子です。その甘さと、蜜蝋を型に入れて作るので、見た目もカラフルだったり、かわいらしい形のものが多く、それを中国のインフルエンサーたちが食べながら紹介する様子から、特に子供たちの間で「食べてみたい!」と話題となり、オンラインショッピングプラットフォームで急速に人気となったんだそうです。そしてそれが「Tik Tok」や「小紅書(RED)」という中国のSNSを通じて台湾にも伝わり、台湾で多くの人が利用している大手ECプラットフォームの「蝦皮(Shopee)」や、「露天(Ruten)」、「淘寶(タオバオ)」などでも売られています。
しかし、そのほとんどは成分表示や許可がないことから、衛生福利部の林靜儀・次長が17日、それらを食べると体に害を及ぼす恐れがあると注意を呼び掛けており、さらにもし審査や承認なしに輸入・販売をすれば違法に当たるとして、すでに食品薬物管理署に調査を依頼したと語っています。
なお、この斬新なお菓子「蠟瓶糖(ワックスボトルキャンディ)」は、流行りの起点である中国でも多くの消費者が、食べて大丈夫なものなのかと心配しています。一般にネット通販ショップが掲載する「純手作り」や「自然派おやつ」を謳う商品は外箱に賞味期限や、飲み込まないよう注意書きがされていることがほとんどですが、中国の政府系メディアも、このような“インフルエンサーが流行らせたお菓子”は、「製造日」無し、「メーカー名」無し、「製造住所」無しの“三無製品”である可能性があり、過去には発がん性リスク物質が検出された例もあるとして、消費者に向け、購入時には生産ラベルや食品情報に注意を払うよう呼びかけています。
私も写真を観ましたが、見た目は本当にカラフルで可愛いんですが、食べ物というよりは“キャンドル”、もしくはデザインされた“石鹸”のようでした。でも子どもたちからすると、このカラフルさが物語に出てくるお菓子みたいで美味しそうに思えるようです。
なお、衛生福利部の林靜儀・次長はさらに、台湾には美味しい旬の食べ物がたくさんある。もし加工食品でも食品の安全や生産履歴に関する法律や規則があるため、安心して食べられる。なのに「どうしてわざわざ中国で食の安全が懸念されている、蜜蠟や着色シロップを使ったお菓子をネットで買ってまで食べる必要があるのか?」、また、近年、蜂蜜の生産量が激減している中、業者はどうやって蜜蝋で作ったお菓子を安価に販売することができるのかと疑問を呈していました。
なお、今日ご紹介したのは中国のお菓子でしたが、先日の「中秋節」を前に、日本の農林水産省も台湾の「中秋節」によく食べられる伝統菓子「月餅」の“肉入り”のものは日本に送ることもできないということの注意喚起を行っていました。
今やネット通販で海外の食品も気軽に手に入れることができるようになりましたが、その分、安全性や持ち込めるものなのかは自分でちゃんと確認しないといけませんね。
Rti 台湾国際放送
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