今日ご紹介するキーワードは「『早上』該怎麼唸?」。
これは、「“早上”はどう発音する?」という意味です。
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台湾で使われる言語といえば、「台湾華語」、台湾最大の方言「台湾語「、台湾第二のエスニックグループ客家の人たちが話す「客家語」、そして台湾原住民族の人たちが話すそれぞれの「原住民族語」とあって、実は台湾は多言語社会なんです。
その中で、“国語”として学校で学ぶのは「台湾華語」なんですが、これはいわゆる“中国語”で、北京語(普通語)をベースに、台湾に以前から存在していた様々な言語が交じり合ってできた言葉です。そのため、基本的には“中国大陸で使われている中国語”と似ていますし、コミュニケーションも取れますが、違う部分もいろいろとあります。
その違いの一つが発音─。
以前、このコーナーでも例に挙げてご紹介したことがありますが、例えば“ゴミ”という単語は、台湾華語では“垃圾(le4se4)”と発音されますが、中国で使われる中国語では“垃圾(la1ji1)”と発音されます。
また、台湾の有名な“ヒノキ”も、台湾華語では”檜木(kuai4mu4)”と発音されますが、中国で使われる中国語では“桧木(gui4mu4)”と発音されます。
このように発音の違いは時々話題となるんですが、先日、あるネットユーザーが、逆に「え?この単語の発音、同じと思っていたのに台湾では本当は違ったの?」と驚いたことをネットに紹介し、話題となりました。
その単語が“朝”という意味の「早上(zao3shang4)」─。
台湾の人たちは小さいころから、“ボポモフォ”とも呼ばれる“発音記号”「注音符號」を学び、それを用いて発音をしていますが、そのネットユーザーが「早上(zao3shang4)」という二文字の注音符號をネットで調べたところ、台湾の教育部の再編サイトの発音が、普段自分が発音しているものと違っていたことを知り、驚いた!と書き込んだんです。
中国語を学んだことがある方は、「早上(zao3shang4)」の発音は、早(zao3)、上(shang4)で習ったと思います。私の周りの台湾の人たちも普段、同じように3声、4声で発音していますが、台湾の教育部の「重編國語辭典修訂本(再編国語辞典改訂版/再編版)」のサイト上の注音符號は、早(ㄗㄠˇ)が3声、上(ㄕㄤ)が1声と表記されていました。
それを見たこのネットユーザーは、「自分は本当に真面目に勉強していなかったな…今、初めて知ったのは自分だけ?」と書き込みました。
すると多くのネットユーザーからも、「え?『上』は4声じゃないの?」とか、「いつの間に変わったの?」と言った驚きの声が。多くの台湾の人たちもこれには戸惑ったようです。
中には「自分はいつも『ㄗㄠˇ・ㄕㄤ(3声1声の発音)』と言ったら台北人に笑われていたけど…」と言った書き込みもありましたが、一方で、「これはかなり昔の読み方だ」というコメントも。
「“簡編本(簡略版)”の方を見た方がいい」、「一般の口語の発音は、高校以下では一律、“簡編本(簡略版)”に従っている」という書き込みも多数上がり、ネット上で話題となりました。
するとこの議論を受け、その数日後、中華民国台湾の教育に関する最高研究機関である國家教育研究院(略称:國教院)がこの件に関する説明のニュースリリースを出しました。
それによると、何でも、「重編本(再編版)」は、研究のためや昔の口語発音の記録のために昔の古い発音から現在まで全ての発音が記されているそうで、現在、小中学校の教育や一般の方は、簡編本(簡略版)を参照することをおすすめするとのことです。
最初に気が付いたネットユーザーは、決して不真面目な生徒だったわけでななかったようですね。
でも、“言葉は生き物”なんていわれるように、時代やその土地の生活などによって徐々に変化していったりするので、時々、このように思い返して改めて調べてみたりすると今回のような驚くような発見があるかもしれませんね。
皆さんも、思い込んでいたのと違った!という言葉はありますか?
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
