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きょうのキーワード(木曜日) - 2024-02-01_屁屁鴨

  • 01 February, 2024
きょうのキーワード(木曜日)
高雄港に登場したアヒルの可愛らしい“お尻の部分だけ”のオブジェ「屁屁鴨」。(写真:CNA)

今日ご紹介するキーワードは「屁屁鴨」。

“屁”という字は、台湾華語では“お尻を”意味しているので、これは直訳すると“お尻のアヒル”となります。“アヒルのお尻”ではなく、“お尻のアヒル”…。

これは一体なんでしょうか。

*****

今、台湾南部・高雄の高雄港にオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマンさんの作品である「ラバーダック」が展示されています。台湾華語では“黃色小鴨(黄色いあひるちゃん)”と呼ばれているんですが、なんと10年ぶりに高雄に帰ってきました!

昨日(1/31)の台湾ミニ百科でも紹介していましたが、2013年に“黄色いあひるちゃん”が高雄に登場し、32日間の展示期間中、のべ390万人が参観に訪れ、その後も北部・桃園、基隆でも展示され、台湾全土に“黄色いあひるちゃん”旋風を巻き起こしました。

私も当時、旅行客として年末年始に台北を訪れていて、ちょうどそのタイミングで北部の基隆でも展示されていたことから、年が明けたら観に行こうと楽しみにしていたんですが、まさかの年末に破裂してしまい、私が台湾に滞在中には復活ならず、観ることはかなわなかったというちょっと悲しい思い出があります。

あれから10年─。

もうそんなに経つんだ!と月日の流れの早さにびっくりしました!

なので、当時もうすでに大人だった人たちは「ラバーダック」が再び台湾にやってきたことに「懐かしい!」と大喜びですが、若い人たちの中には、当時あまりにも小さすぎたことから記憶にないという人も少なくないようです。

また、この10年の間に高雄港には、高雄流行音樂中心(高雄ミュージックセンター)や、高雄港大港橋(Great Harbor Bridge)、高雄港旅運中心(高雄港トラベルセンター)などもでき、景色ががからりと変わっていて、多くの人がその当時の写真と今の写真を一緒にアップしています。見比べると高雄港の発展がよくわかりますよ。

今回10年ぶりに高雄に帰ってくるとあって、準備段階から多くの人が注目していた「ラバーダック」ですが、正式に登場する1月27日の前日、ある親子ブロガーがアップした写真が話題となりました。

その写真とは、まさかの“黄色いあひるちゃん”が頭から転んで、お尻丸出しになっている写真!

なんでもこのブロガーは、仕事があるため“黄色いあひるちゃん”を観に行くことができないことから、正式に登場する前日に高雄港に行ってみたところ、まさかの「転んだあひるちゃん」がいたそうです。

そこでその写真をフェイスブックにあげたところ、2万3000以上の「イイね!」が付き、その転んでお尻が丸出しになっている姿に「可愛い~」と萌えた人がたくさんいました。また、その転んだあひるちゃんの角度がまるで顔を海に突っ込んでいるようにも見えるため、「朝、歯を磨いて顔を洗うのは間違ってないよね?」とか、「そんなにびっくりしないで!ちょっと喉が渇いただけだよ」と言ったコメントがたくさんつきました。中には、「あひるちゃんにちゃんと足があった!」というコメントも。水に浮かぶ“あひるちゃん”は足の部分は見えないので、ちゃんと足があった姿に驚きのコメントも多数上がりました。

ところが!高雄市観光局は、ホフマンさんの2匹の“黄色いあひるちゃん”は、空気を入れる際に転んでもいないし、足も見せていないと説明しました。

そう、つまりこれは「ラバーダック」ではなかったんです。

実はこの転んだような姿のあひるちゃんは、「ラバーダック」が10年ぶりに高雄に戻ってくるのに合わせて、「ラバーダック」からインスピレーションを得てデザインされた「屁屁鴨」という「2024 Kaohsiung Wonderland冬日遊樂園」イベントの別のインスタレーションの一つで、転んでいるのではなく、転んで見えるようなアヒルの可愛らしい“お尻の部分だけ”のオブジェなんです。

でも、これも今回のイベントの一つの作品で、本物の“黄色いあひるちゃん”が浮かぶ中、その手前でまるで海に顔を突っ込んでいるかのようにも見えるこの「屁屁鴨」も人気となっていて、“3匹”の“黄色いあひるちゃん”の姿を一緒に写真に収めようとする人も少なくないようですよ。

“お尻だけのあひるちゃん”、「 屁屁鴨」も、本物の“黄色いあひるちゃん”の展示と同様に、2月25日まで展示されているということですので、この間、高雄を訪れる機会がある方は、ぜひ3匹の“黄色いあひるちゃん”の写真を撮ってきてくださいね。

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