今日ご紹介するキーワードは「綠色金順乖乖」。
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台湾の国民的お菓子ともいえる「乖乖」。
台湾に来られたことがある方は、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。大きな青い帽子に黄色の蝶ネクタイ、白い手袋をしていて、2本の大きな前歯が見える笑顔が特徴の男の子のキャラクターが描かれたパッケージのサクッとした軽い食感のスナック菓子のことで、コンビニやスーパーなどで販売しています。
この台湾の人たちに人気のお菓子「乖乖」のことは以前、このコーナーでご紹介したことがあるので覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
この「乖乖」という名前は、台湾華語で「いい子、いい子」という意味で、味は、緑の袋の「奶油椰子(ココナッツバター)」味、黄色の袋の「(様々なスパイスが混ぜ合わさった)五香粉」味、赤い袋の「濃巧克力(濃厚チョコレート)」味の3種類があるんですが、そのうちの緑の袋の「奶油椰子(ココナッツバター)」味は、“緑”は交通信号では「通行可能」、機械でも「正常動作」を表すことから、機械のそばに置いておくと“機械が故障することなくいい子にちゃんと動いてくれる”というように言われていて、台湾では、パソコンやレジ、精密機械、機械工場など、個人の機器から会社の機械まで、様々なところに“緑の乖乖”が置いてあるんですよ。Rti台湾国際放送のマスタールームにも置いてあります。
そんな“緑の乖乖”が先日、台湾の大手企業とコラボした「綠色金順乖乖」を販売しました。
そのコラボした企業とは、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)!
実はこのコラボは今回が初めてではなく、毎年、TSMC限定版の“緑の乖乖”を販売しているそうです。
台湾の経済をけん引するだけでなく、外交上でも切り札となっていることから“国を守る偉大な存在”である「護国神山」とも呼ばれるTSMC。そして機械の傍に置いておくと“正常に動作する”つまり“順調にうまくいく”といわれているお守りのような存在の“緑の乖乖”。その2つがコラボしているので、毎年人気なんです。
ちなみに、このコラボ商品の名前「綠色金順乖乖」の “金順”の“金”の部分は、ICチップの材料となる半導体物質の結晶でできた円形の薄い板である“ウエハー”の台湾華語「晶圓」の“晶”と発音が似ていることからかけているんだそうです。
そして、今年(2024年)の「綠色金順乖乖」が先日、1月18日と19日にTSMCの各工場内にあるセブンイレブンで販売となりました。
販売価格は1袋24台湾元(日本円およそ110円)で、1人2袋から購入可能で、最高1箱12袋入り288元(およそ1,350円)までだったんですが、各工場の拠点に分配することからそれぞれのお店での販売数は多くなく、しかも数量限定で、会社の特別版とあって、各工場の日勤や準夜勤の従業員たちが「綠色金順乖乖」を求めて行列を作っていたそうです。
更には、すぐにネットのショッピングサイトで転売されているのも見つかりました。しかもその金額は様々で、1袋24元を30元(およそ140円)とちょっとだけ上乗せしている人もいれば、中には1袋500元(およそ2,350円)と20倍以上の価格で転売している人、更には1箱12袋入り288元を3,500元(およそ1万6,450円)で転売する人まで現れています!
最近、TSMCの株価が急騰していますが、この転売価格の高騰には、TSMCに勤める人からは、「綠色金順乖乖の1袋の価格の値上がり幅が、TSMCの株価よりも上昇している」と笑い声も上がっていました。
きっと、それほどにあやかりたい人も多いということなのでしょうが、こういうものは本当に欲しい人が自分の手で手に入れてこそご利益があるかもしれません。そして、お菓子ですので、最後は美味しく食べて欲しいですね。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
