今日ご紹介するキーワードは「象鼻岩變身『水豚君』」。
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昨年末、ある人気観光スポットが歴史入り…つまり、失われてしてしまいました。Rtiの番組でも紹介していたので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。昨年(2023年)の12月16日、台湾北部・新北市の北東に位置する瑞芳區の「深澳岬角」という岬にあった変わった形の岩(=奇岩)の一つ、「象鼻岩(象の鼻の岩)」が崩壊してしまったんです。
まるで動物の“象”のように見えたこの奇岩は「象鼻岩(象の鼻の岩)」という名前が付けられ、地元の人たちから人気で、陸地からはもちろん、海側からも船やSUPなどで立ち寄ってその象のように見える岩と一緒に写真を撮ったりするなど、インスタスポットとしても有名だったんですが、その岩の象徴ともいえる“象の鼻”の部分が長年の海水による浸食などが原因で丸ごと崩れてなくなってしまったんです。
象といえば長い鼻が特徴なので、その鼻の部分がなくなってしまったことで、“象”の姿では無くなってしまったんです。
この事は台湾で大きなニュースとなり、ネット上では多くの人が昔の“象”の姿の写真と共に悲しみのメッセージを上げ別れを惜しんでいました。
中には、「象の鼻をくっつけて復活させよう!」という活動が立ち上がったりするなど、まだ「象鼻岩」がなくなってしまってもまだあきらめられないという人もいました。
ところが、先日あるネットユーザーが「象鼻岩」を観に行ったところ、“象”では無くなってしまったけれど、ある別の動物に似ていることに気付き、そのことをフェイスブックの「基隆人日常」というグループに写真と共に書き込むと、わずか1日で3000人以上のネットユーザーが反応。「似ている!」、「また新たなスポットの誕生だ!」と大盛り上がりとなっているんです。
一体、何の動物だと思いますか?
その動物とは…「水豚君(カピバラ)」です!
台湾でもカピバラは「可愛い」、「癒される~」と人気なんですが、この“鼻”がなくなってしまった「象鼻岩(象の鼻の岩)」の現在の姿が、陸側から見ると、カピバラに似ているんです。しかも形だけでなく、岩の線がカピバラの毛並みのラインとも似ていて、更には、ちょっと目を細めているようにも見えことから、まるでカピバラが温泉に浸かっているかのようです。
これを発見したネットユーザーが「“象の鼻の岩”改め“カピバラの岩”だ!」と書き込んだところ、「似てる!」、「“カピバラの岩”可愛い!」という声の他、これもまた自然が作り出した姿であることから、「(北東からの季節風である)“東北季風”は最高の彫刻師だ!」という声や、「(崩れてしまった“象鼻岩”は)自ら活路を見出した!」、「第二の人生を開拓した!」などなど、たくさんの歓迎の声が上がりました。さらには、その書き込みを見たある国会議員にあたる立法委員もこれに反応して、「アリかもね(?)」というコメント共に写真をシェアしています。
そして多くの人が、今後は“カピバラの岩”がこの地に再び観光客をもたらしてくれることに期待を寄せています。
この奇岩は、鼻の部分が崩れてしまった後、現在も「象鼻岩」という名前のままですが、もしかしたら今後、“カピバラの岩”に名前が変わることがあるかもしれませんね。
皆さんも、台湾に来られた際には、「象鼻岩(象の鼻の岩)」から「水豚君(カピバラの岩)」に変身した「深澳岬角」の奇岩を観に足を延ばしてみてくださいね。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
