今日ご紹介するキーワードは「帶蛋折5元」。
これは「卵を持ってきたら5元割引」という意味です。
一体どういうことなんでしょうか。
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台湾では、最近の気温低下に加え、日本同様、飼料価格の高騰や鳥インフルエンザの感染拡大の影響が続いていることなどから卵が不足しています。
去年(2022年)も、飼料価格の高騰や気候の影響、鳥インフルエンザの影響によって“卵の乱”と呼ばれた卵不足が起こりましたが、その際には、日本から輸入したんですが、今年(2023年)は日本も国内の供給量が不足していることから、日本からの輸入はできず、オーストラリアから輸入をしています。
その第1陣は既に台湾に到着していて、3月末までにかけて500万個の卵を輸入する予定となっているんですが、台湾の卵の価格を決める「蛋價委員會(中華民国養鶏協会卵価格委員会)」が、鶏卵の卸売価格を6日から1斤(600グラム)あたり過去最高値の55元(日本円およそ244円)に引き上げました。でも、そもそも卵をほぼ見かけないので、高くてもいいから買いたい!と思っても買うことができません。我が家の近所のスーパーではまだ卵を見かけませんし、台湾のコンビニでおなじみの茶葉や醤油、香辛料などと共に煮込んだゆで卵、「茶葉蛋」も姿を消しました。
それなら外食して卵がついてくるメニューを注文しよう!と思ったら、なんと日本から進出している牛丼チェーン店のすき屋のある店舗でも「温泉玉子は品切れです」という貼り紙を見ました。このように卵を使った料理を出すお店でも対応に苦しんでいます。
そんな中、あるお店の入り口にこんなお知らせが書かれた黒板が置いてあったそうです。そのお知らせとは…「用你自己的蛋,炒飯折5元(卵持参ならチャーハン5元引き)」というもの!
これを見つけた人がその黒板を写真に撮って、「今、チャーハン食べているけど、卵を持参したら安くなるんだよ!」と書き込みました。
私も、「へぇ~!お得だし、台湾なら本当に持ってくる人がいそうだし、お店も本当にやってくれそう!面白いなぁ~」と思っていましたが、台湾のネットユーザーたちはとても冷静でした。
「チャーハンはいくらなんだ?」、「たった5元引き?今は卵1個15元するよ」、「店長は数学が得意だね。卵が最低15元だから5元割り引いても10元のもうけになる」という反応でした。
…確かに、冷静に考えたらお得ではないですね。“割引”という言葉に安易に飛びついてはダメですね。
まぁ、お店としてはちょっとしたユーモアなんでしょうね。
ちなみに、このような「帶蛋折5元(卵持参で5元引き)」というような内容の看板は、卵が不足して以来、ネット上でよく見かけるそうで、いつ撮られたものかもわからず、このお店だけでなくあちこちにあるのではないかという書き込みもあるようです。
栄養豊富で調理も簡単、そして値段が安いことから“物価の優等生”と呼ばれていた卵─。
台湾では、農業委員会の陳吉仲・主任委員が、中南部の天気も最近は回復しているし、鳥インフルエンザの流行も減ってきていることから、国内市場の生産量については5月には安定するだろうと話していますが、台湾も日本も、早く落ち着いて欲しいですね。
Rti 台湾国際放送
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