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きょうのキーワード(木曜日) - 2023-02-16_「黃博村」

  • 16 February, 2023
きょうのキーワード(木曜日)
黃博村さん(写真:消防署提供)

今日ご紹介するキーワードは「黃博村」。

これは、ある人の名前です。

今月6日、トルコ共和国でマグニチュード7.8の大地震が発生し、2万人近くもの人が亡くなり、被災した人の数も増え続けています。

この地震を受け、台湾では130人の救援隊、5頭の救助犬を現地に派遣し、救援作業を行ってきました。

その救助隊第1陣の隊長を務めていたのが今日のキーワード「黃博村」さんなんですが、この「黃博村」さん、実は、2011年3月11日に発生した東日本大地震の際に、台湾から駆け付けた台湾救助隊の隊長だった人なんです。もしかしたら、お顔を覚えているという方もいらっしゃるかもしれませんね。

その「黃博村」隊長が今回のトルコ大地震でも台湾救援隊の隊長として現地に赴いているんです。その様子を目にし、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会のスタッフは、今回もトルコの人々のために駆け付けている「黃博村」隊長の姿を見て涙が溢れそうになったそうです。

現在61歳の「黃博村」隊長は、1974年6月、中央警官學校(現在の中央警察大學)51期消防学部卒業、37年に渡る消防救援の経験を持っていて、1999年に台湾中部で発生した921大地震の際には、南投県の中寮で震災の指揮をとっていたほか、その後も、209年に台湾の中南部、南東部を襲った大規模な水害「八八水害」の際や、台湾南部・台南市で発生したビルの倒壊事故(維冠大樓倒塌)の際など、多数の現場で救済任務に携わってきました。そして2011年、日本で311東日本大震災が発生した際にはチームの隊長に任命され、日本の被災地に向かい救援活動を行いました。

その当時、「日本は台湾から多くの支援を受けましたが、その一つが素早く被災地に救助に駆け付けてくれた台湾の救援隊」。その時のことを思い出し、日本台湾交流協会のスタッフは、「黃博村」隊長指揮の下、台湾からの派遣チームが再び被災地の人々に希望をもたらしてくれると信じています」と話していました。

トルコへ向かった「黃博村」隊長率いる台湾救援隊は、任務を終えて昨日(2/15)の午後に帰国の途に就きました。

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