今日ご紹介するキーワードは「灌籃高手」。
これは、台湾でも人気の日本の漫画「スラムダンク」のことです。
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バスケットボールに青春をかける高校生たちを描いた漫画「スラムダンク」─。
「週刊少年ジャンプ」で1990年から1996年にかけて連載された作品で、日本国内でシリーズ累計発行部数1億2000万部以上を記録する大ヒットとなりました。
手に汗握る試合の描写や、人間的成長を描いた内容に、リアルタイム世代だけでなく、幅広い層に人気の漫画です。
その人気漫画「スラムダンク」の新作映画「THE FIRST SLAM DUNK」が昨年(2022年)12月3日に公開され67日間で興行収入100億円の大台を突破。観客動員数はおよそ687万人を記録するなど大ヒットしていますが、盛り上がっているのは日本だけではありません!
台湾でも「スラムダンク」はアニメが放送されていましたし、30年たった今でも繰り返し再放送されているのでファンが多く、今回の新作映画が台湾で公開されるのを多くの人が楽しみにしていました。
そして、台湾では年が明けて2023年の1月13日に公開となったんですが、台湾の熱も日本に負けていません。公開からわずか3日で興行収入は7000万台湾元(日本円およそ3億500万円)を突破!その後も記録を伸ばしていて、旧正月の連休が終わったにも関わらず、先週末(2/3-2/5)は3週連続の興行収入トップとなり、週明けの時点で、台湾での興行収入は3億6600万元(およそ16億円)と、台湾で公開された日本の映画の歴代2位となっています。
(ちなみに、現在の日本映画の歴代興行収入1位は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の6億3485万元です。)
そんな台湾でも盛り上がっている「灌籃高手 THE FIRST SLAM DUNK」ですが、あるネットユーザーが先日、奥さんと一緒に映画館にこの「灌籃高手 THE FIRST SLAM DUNK」を観に行ったところ、映画の中で、三井寿がスリーポイントシュートを放つシーンで、ボールがまだ空中にある時に、近くの誰かが小さな声で「涮(シュァン!)」と声を上げ、さらには後ろからも「ㄘㄨㄚˋ(ツァ!)」と言っている人がいたそうです。
なんでもこれは、バスケのスリーポイントシュートでリングやボードにタッチせず入ったとき、ボールがゴールネットを揺らす音を表現しているもので、漫画では日本語だと「パシュッ」とか「スパァッ」と表現されていますが、台湾では「ㄘㄨㄚˋ(ツァ!)」と言っていたそうで、かつてはスリーポイントシュートを決めるとき、きれいに入るのをイメージして自ら「ㄘㄨㄚˋ(ツァ!)」と言ったりしていたんだそうなんですが、それをストーリーに入り込みすぎるがあまり、映画館にも関わらずついポロっと口に出してしまう人が続出しているんだそうです(笑)。
これには多くのネットユーザーが、「自分も聞いた!」とか「懐かしい」とか、「少なくとも35歳以上だな」という書き込みが。
特にリアルタイムで漫画を観ていた世代が当時を思い出したり、自分の青春と重ね合わせたりして熱くなっているようです。
でもそれほどに人をのめり込ませる漫画ってすごいですよね。
ただ、最初に書き込んだネットユーザーも映画にはとても感動し夫婦で涙を流しながら楽しんだそうですが、「ここは映画館であって、試合会場ではない!」とコメント。また、夢中になりすぎるあまり映画館で他の人と共有せずにはいられなくなり他の人に迷惑をかけてしまう人もしばしば見られるようで、配給会社は「最高品質靜悄悄(いいものは静かに味わう(噛みしめる)のがいい)」という言葉を掲げています。
Rti 台湾国際放送
Rti 台湾国際放送 
