きょうのキーワードは「高端疫苗」です。
「高端」は台湾のワクチンメーカーの名前の略称。フルネームは、「高端疫苗生物製劑股份有限公司」となっています。英語名は、メディゲン・ワクチン・バイオロジクス。「疫苗」はワクチンの標準中国語です。
国産新型コロナウイルスワクチンの第一号、「高端疫苗(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス製ワクチン)」の接種が23日に始まりました。蔡英文・総統も午前7時半過ぎにメディゲン・ワクチンの接種を受けました。
台湾では、入手したワクチンの数量とメーカーを見ながら何段階に分けて新型コロナワクチンの予防接種を実施しています。23日から29日まで、イギリスのアストラゼネカ製ワクチンと国産新型コロナワクチン第一号の「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の接種が行われています。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」によりますと、「メディゲン・ワクチン」の接種を予約した人は、59万9613人です。
「高端疫苗」の集団接種会場で接種を待っていた人の大多数は、若者です。台湾では、ワクチンの接種について、まずプラットフォームに入って接種意向登録を行う必要があります。その際、接種したいワクチンのメーカーが選べます。今、選べるのは、アストラゼネカ製ワクチンと、国産のメディゲン・ワクチンです。
接種意向登録を行った後、携帯電話にショートメッセージがきます。このメッセージを受け取った後、接種予約登録を受け付けるプラットフォームに入って、いつどこでワクチンの接種を受けるかを登録することが出来ます。登録した時間に接種会場に行けば、ワクチンの接種を受けることができます。
でも、接種予約登録を行っても接種を受けに行かない人が大勢います。しかし、23日、蔡英文・総統が率先して国産ワクチン第一号のメディゲンワクチンの接種を受けたため、多くの若者も接種会場に駆けつけました。
台北市内の大きな病院、長庚病院を例に見ますと、23日午前中の、接種率は予約の95%に達しているということです。
国産新型コロナウイルスワクチン一号を開発した会社、メディゲン・ワクチン・バイオロジクスは主に各種のワクチンと生物学的製剤(バイオ医薬品)を生産しています。現在の主力製品は、エンテロウイルス71ワクチンとデング熱ワクチンです。その前身は、2012年10月に創設された基亞疫苗生物製劑股份有限公司です。
台湾北部・新竹バイオ・メディカル・サイエンス・パークにある同社の竹北工場は、アジアで初めて医薬品査察協定及び医薬品査察共同スキームのGMP(適正製造基準)、つまり、「医薬品の製造管理及び品質管理の基準」をクリアした細胞培養加工施設です。
医薬品査察協定及び医薬品査察共同スキームとは、医薬品分野での調和されたGMP基準及び査察当局の品質システムの国際的な開発・実施・保守を目的とした査察当局間の非公式な協力の枠組みです。
「高端疫苗(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス製ワクチン)」は、全世界で初めて第Ⅲ相試験の代りに免疫ブリッジング試験(immuno-bridging)を採用したワクチンであるため、その安全性と有効性に注目が集まっています。
Rti 台湾国際放送
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