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ナルワンアワー(金曜日) - 2021-01-22_日本高校生の休学旅行、30%以上が台湾選ぶ

  • 22 January, 2021
ナルワンアワー(金曜日)
修学旅行で台北を訪れる日本千葉県の高校生。台北市の孔子廟を参観訪問。(写真:台北旅遊網より)

 中華民国台湾と日本の間には国境こそありませんが、各レベルで盛んに交流が行われており、隣国の中で一番、いや、世界各国・地域の中で、互いに最も良好な関係を築いている国、といっても過言ではないかもしれません。

 さきごろ、中華民国の日本における大使館に相当する台北駐日経済文化代表処が明らかにした、日本の人を対象とした台湾への意識調査によりますと、台湾に親しみを感じると答えた人が77.6%とおよそ8割に達しました。また、全体の73.6%の人が現在、台湾と日本の関係は良好だと答えています。

 こうした中、日本の高校生の修学旅行先として、また、卒業後の留学先として台湾が人気となっています。現在は新型コロナウイルスの流行により、双方は自由に行き来はできませんが、本日は、コロナ収束後の往来再開を期待して、台北駐大阪経済文化弁事処の李世丙(り・せへい)処長(=総領事)の話をご紹介しましょう。

 統計によりますと、近年、日本では修学旅行先として海外へ向かう高校生が増えており、2018年、その数は17万人に達しました。そして、このうち全体のおよそ35%にあたる6万人が台湾を訪れています。また、公立高校についていえば、修学旅行先として海外を選んだ2校に1校が、台湾を訪れている、ということです。

 実際に一昨年12月、愛媛県松山市の私立松山城南高校の生徒たちが総統府を見学に訪れた際に、蔡英文・総統がサプライズ登場したことは、台湾のみならず、日本でも話題となり、総統府の公式youtubeの映像も、再生数16万回以上を記録しています。

 台北駐大阪経済文化弁事処の李世丙(り・せへい)処長は、こうした現状に満足することはないとした上で、「台湾を訪れた日本の高校生達の反応が良いため、他の学校も安心して台湾を修学旅行先として選んでいる」と指摘、こうした口コミによって、台湾を訪れる日本の高校生は自然に増えていく、と自信をみせました。

 李・処長はそして「多くの生徒にとっては、修学旅行が人生で初めての海外旅行だ。人生初の海外旅行で台湾を訪れ、良い印象を覚えたら、彼らは再び、台湾を訪れることになるだろう」と述べ、修学旅行は、観光プロモーションとしての効果も兼ね備えている、と指摘しました。

 李・処長はまた、高校を卒業後、台湾へ留学する日本の若者が年々増えていると紹介、台湾留学を通じて、異国の文化に触れることができるほか、正体字の標準中国語を学び、英語力もつくとして、就職活動をする上で大きな強みになる、と強調しました。李・処長はさらに、台湾は日本からの距離も近く、治安もいい上、学費は日本の三分の一、生活費もおよそ半分で、学校によっては学費や家賃の補助もあると、そのメリットをPRしました。

 中華民国台湾の官、民各レベルが、日本との交流を非常に重視しています。再び両国の往来が解禁されたあかつきには、両国の将来を担っていく若い世代の交流、そしてその友情がさらに深まることを期待したいと思います。

 

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